CLUB LAUREL/CLR 1001/BEVERLY SHAW/SONGS “TAILORED TO YOUR TASTE”/
今日は変わり種のアルバムです。このジャケットを見ても普通じゃないと感じられた方が多いと思いますが、ジャケットがメタリック仕上げになっているという凝ったものです。ですから見る角度で見えたり輝いたりするというジャケットです。正面から写真を撮った冒頭の一枚は見にくい部分もあるので, 別の角度から撮った一枚も下に載せておきます。
このビヴァリー・ショーと言うシンガーの経歴は知りません分かりません。'50年代にロスのフラミンゴクラブで歌っていたクラブ・シンガーですが、数年後にローレルというクラブを買い取りオーナー兼クラブ・シンガーとして十数年は活動したらしいですが、クラブ・ローレルのオーナーになった頃が絶頂期だったのでしょう。自分でアルバムを制作して販売したただ一枚のレコードが本アルバムです。ですからレーベルもずばり“クラブ・ローレル”です。ただ結構売れたらしく3万枚超が売れたとQUEER MUSIC HERITAGEには書かれていましたが、ご覧になると分かると思いますが, このページの主もちょいと趣味が違う男性のように思えます。ビヴァリー・ショーはどうも女性がお好みだったようで、そういう思いでジャケットを眺めるとマニッシュな服装もサマになっています。それにこのドハデハデのアルバム・ジャケットとくれば趣味が異界な女性であるとの状況証拠は揃ったでしょうか。とここまで書いたことはQUEER MUSICにほとんど書かれております。というのもライナー・ノートには知りたい事柄は書かれておらず褒め言葉ばかりが羅列された内容で読む必要は有りません。
本アルバムの内容ですが、まるで聴けないような危うい世界のボーカルかというとそうでもなくクラブの雰囲気が味わえるボーカル・アルバムです。彼女のボーカルですが少しベタつくような甘さのある声質でこれは好き嫌いが分かれるかも知れません。バックの演奏陣の事は僕は知りませんが、少し一本調子のような演奏に思えます。特にドラムは変化が少なくどうなんだろうなぁと思えますが、ピアノはボーカルに添ってイイ演奏しています。彼女の歌い回しは経歴どおり典型的なクラブ・シンガーのように思えます。多分彼女は歌を歌いながらウインクしたり流し目をしてクラブに集うお客を引きつけようとしていたのではないかと想像してしまうのですが、ボーカルの基礎はしっかりしてタダのマダム芸には終わっていません。このアルバムを収録したのは何年とか彼女が何歳の時とかが判らないのですが, 低音部分を歌う時に少し歳を重ねたようなところが見受けられます。クラブを買ってからの収録を考えると若くしてクラブが買えるわけではないと思いますので20歳30歳での録音ではなさそうです。経験を積んだのちに習得できるであろう有り余る色気というのをそのボーカルから感じられるアルバムです。B-2のCANADIAN SUNSET やB-4のJUST IN TIME あたりがバックの演奏もスイングして聴けます。B-6のWHERE DID THE NIGHT GOも声域が彼女に合っているのかこれはやや爽やかに終いを締めた良い曲です。
パーソナル:BEVERLY SHAW(vo), JAMES MCDONALD TRIO
収録曲
A面
1, I'M NOBODY'S BABY
2, IT'S ALL IN THE GAME
3, JEZEBEL
4, HONEY SUCKLE ROSE
5, DAY IN DAY OUT
6, SOMETHING I DREAMED LAST NIGHT
B面
1, LITTLE GIRL BLUE
2, CANADIAN SUNSET
3, SECRET LOVE
4, JUST IN TIME
5, UNCHANDE MELODY
6, WHERE DID THE NIGHT GO
今日は変わり種のアルバムです。このジャケットを見ても普通じゃないと感じられた方が多いと思いますが、ジャケットがメタリック仕上げになっているという凝ったものです。ですから見る角度で見えたり輝いたりするというジャケットです。正面から写真を撮った冒頭の一枚は見にくい部分もあるので, 別の角度から撮った一枚も下に載せておきます。
このビヴァリー・ショーと言うシンガーの経歴は知りません分かりません。'50年代にロスのフラミンゴクラブで歌っていたクラブ・シンガーですが、数年後にローレルというクラブを買い取りオーナー兼クラブ・シンガーとして十数年は活動したらしいですが、クラブ・ローレルのオーナーになった頃が絶頂期だったのでしょう。自分でアルバムを制作して販売したただ一枚のレコードが本アルバムです。ですからレーベルもずばり“クラブ・ローレル”です。ただ結構売れたらしく3万枚超が売れたとQUEER MUSIC HERITAGEには書かれていましたが、ご覧になると分かると思いますが, このページの主もちょいと趣味が違う男性のように思えます。ビヴァリー・ショーはどうも女性がお好みだったようで、そういう思いでジャケットを眺めるとマニッシュな服装もサマになっています。それにこのドハデハデのアルバム・ジャケットとくれば趣味が異界な女性であるとの状況証拠は揃ったでしょうか。とここまで書いたことはQUEER MUSICにほとんど書かれております。というのもライナー・ノートには知りたい事柄は書かれておらず褒め言葉ばかりが羅列された内容で読む必要は有りません。
本アルバムの内容ですが、まるで聴けないような危うい世界のボーカルかというとそうでもなくクラブの雰囲気が味わえるボーカル・アルバムです。彼女のボーカルですが少しベタつくような甘さのある声質でこれは好き嫌いが分かれるかも知れません。バックの演奏陣の事は僕は知りませんが、少し一本調子のような演奏に思えます。特にドラムは変化が少なくどうなんだろうなぁと思えますが、ピアノはボーカルに添ってイイ演奏しています。彼女の歌い回しは経歴どおり典型的なクラブ・シンガーのように思えます。多分彼女は歌を歌いながらウインクしたり流し目をしてクラブに集うお客を引きつけようとしていたのではないかと想像してしまうのですが、ボーカルの基礎はしっかりしてタダのマダム芸には終わっていません。このアルバムを収録したのは何年とか彼女が何歳の時とかが判らないのですが, 低音部分を歌う時に少し歳を重ねたようなところが見受けられます。クラブを買ってからの収録を考えると若くしてクラブが買えるわけではないと思いますので20歳30歳での録音ではなさそうです。経験を積んだのちに習得できるであろう有り余る色気というのをそのボーカルから感じられるアルバムです。B-2のCANADIAN SUNSET やB-4のJUST IN TIME あたりがバックの演奏もスイングして聴けます。B-6のWHERE DID THE NIGHT GOも声域が彼女に合っているのかこれはやや爽やかに終いを締めた良い曲です。
パーソナル:BEVERLY SHAW(vo), JAMES MCDONALD TRIO
収録曲
A面
1, I'M NOBODY'S BABY
2, IT'S ALL IN THE GAME
3, JEZEBEL
4, HONEY SUCKLE ROSE
5, DAY IN DAY OUT
6, SOMETHING I DREAMED LAST NIGHT
B面
1, LITTLE GIRL BLUE
2, CANADIAN SUNSET
3, SECRET LOVE
4, JUST IN TIME
5, UNCHANDE MELODY
6, WHERE DID THE NIGHT GO
はたしてこのレコードは、レコードショップなどで普通に売られていたのでしょうか。今まで見たこのレコードは、裏ジャケットに全て「サインと為書き」があったように記憶しています。私の所持盤もそうですが、kuirenさんのは如何ですか?多分このレコードは、クラブで手売りされていたように感じます。3万枚も売れたのはちょっと疑問に思えますね。
Ann McCormack/At The Enbers:Mahalo/MS-1013をご存知でしょうか。ホノルルのマイナーなレーベルで出された物です。私が見聞きした限りでは、このレコードも「サイン」や「為書き」が必ずあるようです。実は先日ホノルルに行った時、ハイアット・リージェンシー・ホテルのラウンジでA.McCormackさんが歌っていると言う話を聞き、てっきりこの彼女だろうと出かけた所、別人でした。
こんばんは
今日と明日で年内仕事はお終いです。
今日は忙しい一日でした。
明日は大掃除と飲み放題の忘年会です。今日は休肝日です。
3万枚売れたとQUEER MUSICのページにあったのですが、怪しいページですから信憑性は乏しいかも知れません。
僕の所有アルバムの裏には何も書かれていません。表裏ともにサインもありません。ショップで売られたアルバムのようにしか自分には思えない状態です。ひょっとしてこれはレアでしょうか???。そうなら嬉しいですが。ヤフオクでELKE SOMMER/LOVE IN ANY LANGUAGEのパンチ孔なしをパンチ孔がないのはレアと評している出品物がありましたが、それと同じような物でしょうか?このアルバム自分のは孔があるんです。孔があるのは廃盤販売をする時にパンチするとも聞きましたが、大部分が廃盤販売するわけでもないとも思います。
>Ann McCormack/At The Enbers
胸の空いた白いドレスを着て、ちょいとシナをつくって豊満な体躯を見せびらかしているようなジャケットのアルバムですね。自分も所有していますが、彼女は今も健在なんでしょうか、相当な年になっていると思いますが。ハワイで彼女の名前を聞けば、このアルバムの彼女と思いますよね。
Beverly Shawは何も書込みが無い物をお持ちなんですね、自分は浅学ながら見た事がありません。Elke Sommerは、数年前までパンチ・ホール有りの物を持っていましたが、無しの物を見つけ買い替えに至っています。私は、Joni Jamesのガーシュイン・ソング・ブックと同じぐらい、ホール無しの物を見つけるのは難しいような気がします。
マイナーな会社では、ファースト・ロット枚数が少ないので、売れなかった物を廉価販売するためのパンチ穴やカットをする枚数は少ないと思いますが、MGMやDECCAなど、大手の会社では、初回ロット枚数が多いので、この様な「思い違い」があるのではないのではないでしょうか。
ところで、kuirenさんのAnn McCormack(仰るとおりのアルバムです)は「サイン・為書き」がおありですか?
今探したのですが、どこかへ紛れたようで直ぐに見つかりません。
ゆっくり探して、確認できしだい連絡させていただきます。
さきほどは, 今日届いたMAD-KAT/KITTYMARGOLIS/LIVE AT THE JAZZ WORK SHOPを聴いていたのですが、このシンガーもホーンライクでいいですね。