三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

この豚肉の写真がまた、フェトジェニックすぎる。

2011-11-19 00:08:00 | 行きました。
〈11月5日の食事〉
朝:-
昼:オムハヤシ 緑茶
夜:蒸し豚 パパイヤサラダ ワタリガニと卵のカレー炒め 炒飯 ハイビスカスのビール ジャスミンティー @クルン・サイアム /自由が丘

-----------

ああ最近タイ料理食べに行ってないなあと、気付いてしまったのだ。
気付いたが最後、ナンプラーの味が恋しくなって止まなくなってしまっている。
自分でもよく使っているというのに。

それを鎮めるためには、さくっとタイ料理食べに行きましょう。
赴くは自由が丘のクルン・サイアム。
職場のある飯田橋の「オールド・タイランド」の姉妹店らしく、オールド・タイランドの料理はとても美味しくて気に入っているから、これは期待できるというもの。

自由が丘は自宅からまあまあ近く、時折行く街で、この辺も何度か通ったはずだが、はてタイ料理屋なんてあったっけ、と注意深く歩けば、洋服屋の間と間に小さな看板。
なるほど、狭い階段を上った果ての二階にあるなら、道理で今まで気付かなかった筈だ。

上がった末の店内も狭い。
が、民族調の内装がとても綺麗で、細かいところまで目が行き届いている印象。
そしてお客さんで溢れていて、人気のほどが窺える。

運良く二人席が空いていて、早速通してもらう。
さあ、何を食べようか。
誰かと一緒に行くと、あまり自分が食べないものを食べるのにいい機会だったり、単純に種類を沢山食べられたりしていいですよね。

(多分)蒸し焼きにした豚に、旨辛いタレをつけて食べるもの。
豚が、なんて柔らかいんだろう。
そして見た目に反して胃に重くなく、けれどしっとりと旨味は封じこまれていて。
私一人だったら頼もうともせずに、その味も知らないままでいただろう。
同居人よ、ナイスチョイスだ。

以下、カニと卵のカレー炒め、パパイヤのサラダ、炒飯と続いたのだが、どれもこれも美味しかった。
パパイヤのサラダは辛さを控えめに頼んだのにも関わらず、尚涙と鼻水が噴き出すほど辛かったのだが、それでも箸が止まらぬ美味さが怖いというか何というか。

オーダーから料理が運ばれてくるまでがやたら早いのも特筆ものだ。
次から次へと運ばれてテーブルがいっぱいに。
途中で店員さんが何とはなしにテーブルを見に来たのだけど、あれは次の料理を持ってきたらテーブルがあふれかえってしまわないか、その確認ではなかったか。
込み入った店ならば、空腹を抱えてまだ来ぬ料理を待ち侘びて悶々とすることなんてよくある話なのに、これって凄くないか。
そして、これだけコンスタントに料理が運ばれてくるなら、長居モードにはならずに、食事を終えたらすぐ出ましょうかね、という気分になるもの。
と考えると客の回転率がいいのではと想像でき、それでもこの混み方は…やはり相当人気のあるお店なのだ。

メニューを見てフードがやや高めかな…と思っていたのに、勘定すれば一人3000円代。
だらだらと飲みモードにならず、ドリンクを二杯ずつにしたのが大きいかと思われる。
それでこの美味しさ・早さでしょう。
こりゃ行くわ、このお店。

行きやすいところに美味しいタイ料理屋がみつかってとても嬉しい。
タイ料理欲も無事に満たされ、ホクホクした気分で店を後にしたのであった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿