昨日は軽井沢の山荘の庭にこの時に咲いていた花のことを書いたが、庭の掃除と建物の空気の入れ替えなどもして、一泊後の翌日の最後にまた立寄って横浜に持ち帰る荷物をすぐに車に積み込めるようにとの準備まで済ましたら、佐久に出ればちょうど昼ぐらいになるからと、もうあとは信州の紅葉を楽しんでリンゴなどの秋の味覚を買っていくというお楽しみのプチ旅行となって、本音はこれが今回の主目的だったということではある。
この時期の軽井沢は例年ならもう紅葉は終わりかけで、一番遅いカラマツの黄色くなった葉が少しは残っているかどうかだったと記憶するのに、今年はカラマツはまだ緑も残っていて、山荘周囲の木の葉の赤や黄色は今が盛りといった遅い紅葉となっていた。だから佐久方面などはまだ色付いてきたなという段階で、東信地区では浅間サンライン沿いから北側は紅葉の色で埋まり、南側はまだ緑が勝っているという風景が広がっていた。冒頭写真は御代田から見た浅間山で全体に褐色の色を見せていて、少し前には初冠雪というニュースがあったはずだが、その後の好天で日当たり側は全く白いものは見えなくなっていて秋真っ盛りの風景だ。聞けば旧軽に近い雲場の池あたりは今年は紅葉がまだ見事だそうで、大勢の観光客で賑わっていたそうだ。
軽井沢の今年の紅葉の様子
上田方面に向かった時の浅間サンラインの北の山側
実は昼時に佐久に向かったのはこちらに来る前日にteteにパンの予約をしておいたものだから、昼過ぎに受取りに行くからと頼んでいて、昼をそのあと食べればいいからというわけだ。日曜日で12時を過ぎていたのでジンガラは席待ちだろうと、この日は時間イズマネーとばかりに手早く食べられるだろうと美楽飯店でまたも五目焼ソバを二人とも。相変らず安い!旨い!早い!に加えてボリュームもありで腹一杯となって、あとは買出しを兼ねて上田方面まで向かうことに。
teteに並ぶパン
美楽飯店の五目焼ソバ
周囲の紅葉の風景を楽しみながら走れるかと浅間サンラインまで出て、途中のいつもの直売所たきばら駅は12時を過ぎているからやはり閉まっていて、それならこの前にリンゴが安かったしマツタケもあった上田の先ではあるが青木村の道の駅まで足を延ばそうと。ところがこの日はどういうわけか観光バスの客が大勢買物していて、商品棚の上がカラになっているところもかなりあって、目的の安いリンゴは見当たらずまともな値段のリンゴやブドウばかりが売れ残っているし、キノコもクリタケがあっただけ、これはアテハズレでした、ここまで来たのに残念でしたということになってしまった。
そんなこんなで上田に戻ったのは午後も3時過ぎ、上田城の下の駐車場広場で開催の美味だれの祭なる催しに来てみたら、もう完売御礼のビラを出すテントも多くなってイベントは終了が近づいていた。昨年はお城の堀沿いのケヤキの紅葉まつりとなっていたはずだが、ここもまだ色好きはチラホラでかなり遅れているみたいであったから、無料ふるまいの味噌汁だけ頂いただけでそちらの見物は止めてしまって、本日の宿に早目に行って温泉を楽しもうということに。でもここのふるまい味噌汁は美味しいね、キノコと油揚げが味噌に合うのと刻み葱の風味がいい、ご飯と味噌汁は大量に作った方が旨いということもあるよな。(やはりケヤキ並木の紅葉まつりのイベントとして美味だれが今回のテーマだったそうだ、次週も別の企画があるとか)
上田城櫓下の駐車場広場で
上田から旧望月まではナビが教えるショ-トカットとなる初めての道で、立科の権現の湯の西側を過ぎてR254に出たから、そこからすぐの長門牧場に行くときには必ず立寄る農産物直売所の菜ないろ畑に途中下車。ここもいつも安いと思います、リンゴなども種類が多くて、品質差で値段差は付けているようだが、中でもお徳用の安いのを選んでいくつかお買上げ。
菜ないろ畑
これで第一日目の動き回りは終了、本日の宿がある春日温泉には南側の山合いの渓谷に向かって走ることになる。やはり南側でも山に近づいて行けば紅葉が進んでいて、温泉がある付近やその奥の方はかなり色づいていて、ちょうど良い時にこちらに来たもんだと、こればかりは運みたいなもので予想はしていなかったものね。
渓谷は奥、この道の手前が宿