ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

今年の秋も会津から山形を巡る旅に 7/7(最終)  村上から会津経由で家路に 2014.11.1(土)

2014-12-29 15:41:25 | 旅日記

 最終日の帰りのコースについてはどうしようかと迷ったが、時間的には夜までに帰ればいいこともあって、土曜日で高速の割引はあるがなるべくそれも節約しようかというのと、最終日にはいろいろと買出しもしたいし、さらにこの日の天気は下り坂で雨も予想されるからただただ高速を走るのもつまらないこともあって、端折って時間稼ぎで走りたいところだけは高速を利用し、まだ紅葉が望めるところは一般道で間近に楽しめつつ走れる道筋としてこれまでとは違うルートを選んでみた、でも一部では予定外で残念なこともあったんだけど。

 この日は延々と長丁場を走ることになるので、9時かなり前にはチェックアウトして宿を出る。まず最初に立寄ったのは宿からはすぐの道の駅ふらっとで、ここでは焼魚を買おうかと思っていたのだが開店時間が9時で出来あがっていないらしい、それではスミで黒くなっている裂きイカがあったのを前日に見ていたから、トントンと扉を叩いて開けてもらって、それだけを買って急いで一気に村上方面に向かうことに。

                   道の駅ふらっと

                                いかすみさきいかは風味にコクが

 まずは酒田みなとICから温海ICまで出来ている日本海東北路高速を走って時間を稼ぐことに、朝よりは雲が増えてきて徐々に湿気も増えてきた中を走ればこの日は月山は見えません、田園と低い山並みだけの墨絵風景に時々田圃で餌を啄んでいるらしい白鳥の群れを見ながら、ガラガラの道路にスイスイで温海温泉の先の最終点ICまで。

                   墨絵風の風景が

                   白鳥の群れが

 その先の一般道となったR7では海岸線から離れれば紅葉が見事、でも雨がポツポツと降り始めてきて、このあとにまた会津に戻って行くつもりなのだが、そちらは雨脚とは遠のく方向でそのあとも会津西街道で帰ろうと思っていたから、何とか遅れて雨雲が来て頂戴と願いつつ走ることに。

                   紅葉が真っ盛りだが日差しが当らないのが残念

                   R7の山間部で雨が降り出した

                   旧山北の海沿いの藻塩工場、この付近では雨は止んだ

 R7を走っての最初の目的地は旧朝日村にある道の駅朝日まほろばの一郭にある農産物直売所、ここは大昔は臨時露天での数軒の農家による直売所だったのが常設の販売所が出来てからはもうどのくらい経つだろう、このコースで帰って行くときはかならず立寄っている。以前に比べたら豊富な農産物が買えるようになっているが、今回は期待した天然キノコは皆無であった。帰ってから数日ぐらいの野菜類を買って、ほかには安い切り花やこの時期にあるトウガラシの魔よけ飾りをお土産用も含めて買込んだぐらいで次に。

                     農産物直売所

                   切り花は花活けに、トウガラシは壁で当分は飾り物に

 道の駅からはすぐ三面川となって、ここでの村上の鮭漁は有名だがこの日は舟は出ていなかったようだ。

                   三面川

 今回は急いでいたから村上市街には入らず瀬波温泉を通り過ぎてすぐの岩船港さかなセンターに、ここではマスの一夜干しを買うのが目的、ほかにも鮭の一夜干しや天然鮭の一夜干しもあるが、僕は脂が一番多いマスにしている、さらに大き目の干物なら脂がのっているからといくつかをお買上げ、生ものは帰りが遅くなるからと今回は敬遠した。

                      岩船港さかなセンター

                                干物類の売場

                         鮮魚は魅力的であったが

                     鯖味醂干とホッケ

                    サバ干物とマス一夜干し切身、帰ってから食べたがどれも旨い

 これでいつもの帰りの食材の買物のメインは済みましたと、神林岩船港ICからまた高速を使って新潟回りで磐越を使って会津若松ICまで一気に走る、距離だけなら途中で月岡温泉経由の一般道に一旦降りるのが短いのだが時間は高速だけの方が早いだろうと。この道中が一番雨が強く降っていて、道中の見事な紅葉に日光があたっていないのだけは残念だったが、今が盛りのこの道筋には赤い葉が多く混じっているのがいいですね。でも会津盆地に入って行ったら雨模様なのに会津磐梯山が頂上まで見える、ということは雲がまだ高いということで、ICに近づいていくにつれ雨が止んできた。

                   磐越道で1

                   磐越道で2

                   山裾に雲の絨毯が

                   前方に会津磐梯山

 会津若松中心部にまたも戻って来ました、またも観光客用無料駐車場に車を止めて七日町通りに向かい、やや遅昼ながら水曜日は休みだったワインカフェバーのUNOに行ってみれば、幸いにもその日のランチプレートはまだ残っていた、このランチは少しずつ幾種類もの料理が一皿に乗って出てくるというお値打ち内容、我々には適度なボリュームでこの前に食べて気に入っていたから今回も。

                      七日町通り市民広場前を市内循環観光バスが

                         UNO

                                   スープ

                         ワンプレートで

                    女房はパン、僕はご飯に

                                     コーヒーも付きます

 会津若松では少し前までは降っていたようだが雨が上がっていてちょうど良かったと、七日町通りのこの前休みだった店だけを足早に廻っただけで、午後も3時に近づいてきたからと会津西街道を使って宇都宮まで出ることに。この道筋も紅葉が見事、道中は雨が止んでいたから曇ってはいたもののなかなかと、この旅は紅葉満喫となりましたな。会津西街道では時間があれば大内宿に立寄るところではあるが、この日は只々ひたすらに走る、途中では道の駅たじまで一回ちょっとだけ休憩しただけで宇都宮に一目散、冒頭写真もこの道中で撮った紅葉の景色である。

                       鶴ヶ城

                    以下は田島までの道中で

                    

                    

                    

                    湯野上温泉駅

                    芦ノ牧温泉を通り過ぎる

                    

                    道の駅たじま

                    以下は栃木県側に入っていって

                    

                    

 宇都宮経由となれば水餃子が美味しい幸楽で夕食して持ち帰りの餃子も買って行こうかと、暗くなってきた午後6時に店に到着してみたら、ちょうど店の従業員が何処かからワゴン車で帰ってきたところで店は閉まっているではないか。訊けばこの日は餃子祭りで店は臨時休業なんだと、餃子祭りも午後4時には終わったそうで間が悪かったなぁと。しょうがないと遅くなっても家に帰ってから有り合わせで飲んで寝ようかと、御馳走を食べ続けたんだから最後は質素にするのもいい、ICから東北道に乗って夜9時前には我家に帰りつき、買ったのものなど荷物を降ろしてテーブルに着いたのは30分後、ささやかにと思っていたのに12時近くまで飲んでしまってやっとオヤスミナサイに、旅行中はアルコールは普段よりも少なかったんでつい。

                      買ってきた日本酒は4本、これも以前よりも少なかったかな


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