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2022-12-26 | Weblog

 大学連携講座 
   「ビタミンの働き」

 24日、市の大学連携講座を受講しました。
講師は川崎医科大学医学科生化学教室栗林 太教授

 三大栄養素、炭水化物、蛋白質、脂肪が口から入り、胃で消化され、小腸大腸で栄養分を吸収する。そして血液に入り、筋肉、骨を作り、エネルギーの元となる。・・・その程度の知識は持っていたのですが、体の機構、働きはとてもそんな単純ものではありませんでした。



 レジュメとともにいただいた2枚のA3判の資料には裏表に体内における栄養素のフローがびっしりと書かれていました。最初見ただけでは全く何か分かりませんでした。今回は基幹部分だけでしたが、話を聞くとなるほどと納得しました。医学部の学生は全部を把握し、理解しているのでしょう。
消化された後の栄養素の流れは一方的ではなく逆方向にも変化しその過程でいろいろなビタミンとかミネラルとかホルモンなどの有機化合物が複雑に作用しています。この流れが滞ると体の不調につながるのでしょう。今日私たちが元気でいられるのはこれらの要素の微妙なパランスの上に成り立っているのだと認識を新たにしました。

 講義の中でぬかに含まれるビタミンB1のお話がありました。
昔コロンブスの時代、ビタミンB1の欠乏により倒れる船乗りが多かったとのこと。また数十年前インスタントラーメンが出始めた頃ビタミンB1の欠乏に悩む若者が多くいた。そのためインスタントラーメンには今でもビタミンB1を添加しているということです。




 わが家では、ちょうど炒りぬかを作ったところです。ぬかの効用、間違いないようです。