小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

花だけを見る日

2022年06月09日 | 日記

言葉は、私にとっては感情や思惑で結びつける道具ではない
心の深奥にたゆたう不思議で想像する何かだ
そのざわめきのような、時に混沌としている何かを見つめ
そこからしっかりと浮かび上がってくるものを言葉にする
もう若さはとり戻せないのだから、それなりの終着点を見渡せるのだから
焦らずに確かなものだけに執着していよう
なにもすることのない日、なにもできない日があっていい
確実でなくとも、ひらめきとか予感とか目に見えないにも心を寄せよう
花だけを見ている一日もあっていい
頑張る日もあれば、怠け者になる日もある

 

▲道路のすき間から生えてきたアマリリス。その種から成長し、咲かせたのだ。今は枯れそうだが新芽もあるぞ。


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2 コメント

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Unknown (スナフキンÀ)
2022-06-11 12:53:44
花や小鳥は良いです。癒やされる。そう思うのは疲れているからと思います。若い頃ほど回復はしませんので、仕事でも雑事でも疲れます。
その疲れの中で、花を観ている時に思って実行してみたのが、多少はあえて損を取る。損を取る事で、予め損得で判断しない決心がつく。
すると、そもそも損を取ったのだから……と気持ちに余裕が出る。出ると、まあ焦らずに済みます。焦らないとささやかな所でお釣りが来たりすると。そのように暮らしてます。ますが、損だけを引いていると生きづらくなるので、ある程度のトコロで立ち回ります。
私は少々の特殊技能があるので、いざとなれば転職するなり、逃げ出す事も可能です。ただ、そうそう逃げ回ってばかりもいられないので、
ある線までは我慢する。我慢の限度を超えたなら、とっとと逃げ出す。
その我慢あるいは我慢の限度かな?と測る時に、花や鳥を観て、すこし落ち着いて立ち止まります。だいたいそこで踏みとどまるのですが。
花はそんな冷却剤ですかね。私にとってはですが。
手に職ある本業と、家業と副業を兼ねてますが、副業の一つを捨てるかどうか考えてます。結論は時期的にキッいので、もう少し我慢するか。
で、治めています。自分が追い込まれるならば、トカゲの尻尾で捨ててしまいますが、そこまでではないし、副業のクライアントも私に辞められては困るので、ある程度の妥協はしてくる。そこに駆け引きするのは疲れるのですが、副業を通じて信頼のある人間関係もあるので。それと辞めるならば、まんまキツいから…ではなく、それなりに筋の通る理由(本業を大事にしたいからなど)大義名分を立てたいので、それならば少し相手にも猶予を与えてそれから……と考えています。
いま思うのですが、副業は指導的な仕事で、雨風に晒されるでもなく、
楽とは言わずともきつ過ぎる訳でもないのですが、教官やっておるよりも、雨風に晒される現場に出て、朝から夕まで働く方が(夏の酷暑とかがあるにしても)気は楽なんです。私は兼業もできるので、副業を現場要員の仕事に変えちゃおうかな……と。晴耕雨読のようなリズムの方が健康にも良いし、精神的に楽なのですね。
すみません巡察の夜勤明けなので、疲れているのか、愚痴をたれました。目上の方に愚痴を聞いてほしかった。すみません、少し横になって休みます。ついつい小寄道様が目上の方なので甘えてしまう。
すみません。
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あえて損する、裕さ (小寄道)
2022-06-11 15:17:56
コメントありがとうございます。
とても実感のこもった、そして誠実なコメント読まさせていただきました。

「多少はあえて損を取る。損を取る事で、予め損得で判断しない決心がつく。」
なにか、東洋思想にあるような心の持ち方というか、心の裕さ=豊かさを感じさせます。
スナフキンÀさまの場合には、具体的に損を取るのは、どういうことなのか知りたいのですが、それは野暮というもの。
損するとは、何かを失うのでしょうし、蜥蜴の尻尾じゃありませんが身をけずる行為です。
どうなんでしょうか、ある種のバランスを取ることなのかな・・。
私が花を見るときには、ただ無心になり、その美しさに見惚れてしまう。単純に「現(うつつ)を抜かす」んですね。
まあ、最近は俳句を嗜むようになって、後で焼き付けた映像を反芻するように、言葉を拾いにゆきますけどね。

本業かつ副業をおもちで、さらに夜勤もなさっているという。さぞかしお忙しいだろうし、私からすれば羨ましい限りですよ。
社会や誰かから要請されるというのは素晴らしいことに違いありません。
このコメントに愚痴の要素はなく、なおほかに愚痴があるなら、歓んで聞きますから。
そんな時ぐらい、得した気分になってもいいじゃないですか。では
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