小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

福島からきたパンたち

2017年03月24日 | 日記

 

 

ご近所の地縁から「天然工房」という名のパン屋さんを知り、福島の塙町から美味しいパンを送ってもらっている。今どきの言葉で「お取り寄せ」というらしいが、国産小麦のパン、その味と香りを十二分に堪能できるパンなのだ。代々木上原の「ル・ヴァン」のパンもライ麦の重厚な味わいで舌鼓を打ったが、「天然工房」さんの安定した上質な旨さもひけをとらない。今回は、地元の旬の野菜(山葵菜、菜の花、椎茸など)を寄贈していただいた嬉しさもあり、これらの食材をブログに公開することにした。

SNSで他人の食膳を見せられてもどう反応していいか迷うし、人によってはそれをフードポルノだとして忌嫌うひともいる。そんな主義や原則はもたないのだが、ここに質素な食卓の一端を紹介したところで、文句を云ってくれる奇特な方がいるはずもない。

春はもう目の前に来ている。花々や草木が芽吹いて、食べられるものは早く摘んでくださいと言っている今日この頃である。

国会でのやりとりを見ていると、この国の日増しに蔓延してゆく世知辛さが目に見える。

だからわが家の食卓にも、倹しく質素ながら瑞々しい素材と季節を感じたい。そんな微々たる申し立てを、このブログにも飾ってみたいと思ったまでである。お目汚しならば陳謝あるのみ。

 

▲胡麻や無花果のピール・胡桃の入ったライ麦パンは味わい深い。冷凍保存して大切にいただいている。


▲アロエの花もさりげなく満開となった。下向きに目だたないように咲く。いじらしいな。

 

▲スーパーで家人が買ってきた格安ラナンキュラス。凄いエナジーを感じた。


▲以前紹介した近所の寺のしだれ桜。いつのまにか、四、五分ていどの咲きを見せていた。

 

 

 

 

 

 

 


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