小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

夏目漱石が『門』に遺した元勲の死とは

2022年07月16日 | 国際・政治
購読している新聞の『大波小波』という文化コラム欄に、「漱石の『門』と狙撃事件」と題して、故安倍晋三氏を追悼した小文が掲載されていた。追悼といっても、初代総理大臣の伊藤博文など凶弾で斃れた政治家と比較して、今回の狙撃事件は単に犯人の個人的な怨恨によるもので、「容疑者の思想的背景や社会的思いつめは皆無なのであろう」と見立てているが・・。 つづいて寸又峡ライフル事件の金嬉老を引き合いにし、厖大な法廷陳 . . . 本文を読む