小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

黒部ダムと北アルプスの一端

2022年06月22日 | エッセイ・コラム
小生の育ての親というべき母方の伯父は、植村直己が所属した登山部の先輩だったらしい。山が好きで、スキーも好きで、写真撮影が好きだった。カメラにまつわる思い出、触感などがよみがえる。 谷川岳で転落して、そのとき耳が切れた傷痕をみせながら、山をなめたら駄目だぞと、そのときの自慢気な、でも真剣な眼差しは忘れない。 その伯父が、この6月に98歳((当初96歳と記、母が生存したらの年齢)で亡くなった。その . . . 本文を読む