小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

「敗戦の日」の記憶について(※)

2019年09月02日 | エッセイ・コラム
昨日9月1日は、「防災の日」であった。それは関東大震災があった日で、首都圏に未曽有の被害をもたらしたことを思い起こし、防災に努めようと誓う日付である。この日は同時に、災厄のアナーキーな混乱に乗じて、朝鮮人への大虐殺があった日でもあった。新聞記事には例年のごとく、追悼式の様子を知らせていた(小池都知事のことも・・)。この大量虐殺という「人災」は、日本人にとっては「負の記憶」であり、出来うるならば削除 . . . 本文を読む