小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

悪を語れ

2016年10月08日 | エッセイ・コラム
  あの相模原の事件からだいぶ経っているが、いまだに収まりのつかない思いが残っている。植松聖という固有の人格について色々考えているなか、偶然に姜尚中と若松英輔の二年前のユーチューブ対談に行きついた。 で、二人は、近頃の若い人が現実世界のなかで何にリアリティを感じているかという話をされていた。 両者ともに講演会などを独自に行なっていて、聴衆の若い人の特長の一つとして、良いこと・徳・善行 . . . 本文を読む