小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

五年目の春

2016年03月11日 | 日記
  あの日から五年の歳月が経った。今日は曇天だったが、そのぶんひっそりと静かな感じがした。 去年はすっきりと晴れわたり、穏やかな春を感じた。あの時間には往来にいて青空を見、思わず東北に流れゆく雲に祈った。 今年は自宅にいて、北に向かって黙祷。天皇の御慰霊の言葉には深く感じ入った。私が生き続けるかぎり、今日という日には同じことをするだろう。   大飢饉、大地震を続けて経 . . . 本文を読む