小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

花が語ったこと 試詩6

2016年02月16日 | 
    花が語ったこと 紫陽花が囁いていた気をつけたほうがいいよ人は美しいものをお金に換える多くの言語を操って嘘をつく知識を貯めて隣人をもたぶらかす タンポポは嘆いていた黙っていると踏みしだかれるとエリートたちは人を選んでいる美しい人たちは内輪だけで褒め合う身体を自慢するものは身体しか見ない 薔薇は祈っていた問うてもなぜか答えてくれない雨が降り 風が吹き 光が差し . . . 本文を読む