小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

滾るものを鎮める

2014年09月04日 | エッセイ・コラム
いろいろな感情がかさなり、ぶつかる。とくに理不尽なことへの怒り、哀しみ。限界を思い知らされる辛さ、遣り切れなさ。思いを伝えられないもどかしさ、無念。 ふつうだったら忍耐できるのに、すこしグラグラしてきた。自分のふるまいが地に足がつかない感じ。 そんなときの奥底から湧いてくる感の情。わたしは音楽によって鎮める。あるいは自分の撮った写真で鎮める。人とはちがうやりかたで。 音楽でいえば グリズリ . . . 本文を読む