こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

コミックス『花よりも花の如く(19)』成田美名子

2020-01-06 19:59:08 | アニメ・コミック・ゲーム
 
タイムカプセルの行方を追う過程でクラスメイトの心境や先生の想いを知り、やがて集まったクラスメイトたちは、それぞれで自分宛ての手紙を見る事となる。

今回、子ども時代の憲人からのメッセージが、あまりにも的確なところを突いているので、笑ってしまいました。
そうなんですよ。子どもって、誰よりも正確に正解を引き当てますし、鋭いですよね?
余計な雑念なしに観察しているためだと思うのですが、当てられた大人にとっては、結構きつい事もあります。

あと、本文ではなく柱に書かれた成田さんの近況で、クラシックコンサートに久しぶりに行かれるようになったとありました。
もしかして次は音楽がらみの物語になったら面白いかも?と考えているのですが、どうでしょうね?
本当に、成田さんのコミックスは学びがいっぱいで、大好きです。
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『新サクラ大戦theNovel~緋桜のころ~』無義歩

2020-01-06 19:44:57 | 読書感想
 
新サクラ大戦のメンバーが、帝都に集結する前の物語。

東雲初穂は自分の力への恐怖を乗り越えるために、クラリッサ・スノーフレイクは家族内で唯一彼女を理解してくれる兄のために、望月あざみは忍びの頭領からの任務である事と『伝説の忍』と並び立つため、アナスタシア・パルマは傷心と帝国華撃団からの依頼が重なったため、そして、天宮さくらは帝国華撃団の真宮寺さくらに憧れて、と、5人それぞれの理由から、帝都に集まる事となった。

本当は、ゲームをやりたいところなのですが、本体を買う予算が無いのと、昔よりやりたい事が増えてしまった事で、できません。
せめて、この世界を楽しむために、TVアニメと舞台のDVDとに頼ろうと考えています。
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九州交響楽団ニューイヤーコンサート2020北九州

2020-01-04 20:21:14 | コンサート
まろさんこと、N響のコンサートマスター篠崎史紀さんの弾き振りによる九州交響楽団のコンサートに行ってきました。
会場は、北九州芸術劇場大ホール。

軽快な喜歌劇「軽騎兵」序曲から始まり、ベートーヴェンのロマンス第2番ヘ短調で、彼の堅そうなイメージが払拭されたり、鍛冶屋のポルカで楽しんだり、ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ「うわごと」で、「曲の初めの頃がうわごとだったのかな?」などと思いながら聴いていました。

気がつくと休憩時間で、一息入れました。

続くヨーゼフ・ランナーは、ワルツを発明なさった方とか?
「モーツァルト党」は、「いや、確かにモーツァルトっぽいけど、どの曲があてはまるとか思えないくらいには、初心者ですから」と、まろさんの探して笑ってというのに内心、反論していました(苦笑)

あとは、ヨハン・シュトラウスII世のポルカ「クラプフェンの森にて」で、「郭公はウィーン周辺にいても、ウグイスはありえないでしょ(笑)」と、その遊び心を楽しみました。
ポルカ「狩り」は、いつ空砲が鳴るか知らないので、ドキドキでした。
最後は、ワルツ「美しく青きドナウ」で、美しく締められました。

もちろん、アンコールもあって2回。
とはいえ、1回目の曲のタイトルは覚えていないんですよー。ごめんなさい。
そしてやはり本当のラストは、ラデツキー行進曲。
楽しく盛り上がりました。

今は、まろさんのCD「薔薇の騎士」を聴いています。
サインもいただきました。



ミーハーですが、曲目を知り、中古に売れないのを覚悟の上でいただきました。
一生手放さない気持ちでお願いしております。
聴きながら「やっぱりいいなー」と楽しんでいます。
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『繕い屋 金のうさぎと七色チョコレート』矢崎存美

2020-01-03 19:30:36 | 読書感想
 
平峰花は、猫のオリオンと共に人の心を繕う旅をしている。

その過程は、まずオリオンが相手を眠らせ悪夢を見せる。
そこで花がその人物の夢に入り込み、悪夢の素・・・つまり心の傷を見つけ、その場その場で象徴的な形のそれを本人に食べさせるという手筈となっている。

まず繕ったのは、都内のタワーマンションに住む、仕事も家庭も充実しているように見える女性。
彼女を繕いながら思い出す母の事から、花は自分の今までの人生について思い返す。

今回は、花が自分自身の能力に気づくまでが語られていますが、今後、さらに花の隠された昔の記憶が出てきそうですね。
何と言いますか、人が自分の心の底を探っていくような、イドまで沈んでいきそうな物語で、これからが楽しみであり、怖くもあります。
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