こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『読み解かれるD クロニクル・アラウンド・ザ・クロックIII』津原泰水

2014-06-11 19:53:14 | 本と雑誌

レオがアルコール依存症にかかり入院するにあたって、バンドを再編成することになった‘‘爛漫’’。

岩倉理が、向田くれないの出生の秘密を本人にメールで告白したり、くれない自身は音大に入学したりと、みんなの環境もずいぶん変わっていく。

そんな中、真犯人とみられる‘‘オープンD’’が、くれないの前に登場して挑発していく。
くれないたちは‘‘オープンD’’を追い詰めることができるのか?

ミステリである前に青春群像劇であるこの作品。
10代か20代の頃に出会っていたなら、もっと共感できたのではないかと、少し残念に思いました。

読み解かれるD: クロニクル・アラウンド・ザ・クロックIII (新潮文庫) 読み解かれるD: クロニクル・アラウンド・ザ・クロックIII (新潮文庫)
価格:¥ 594(税込)
発売日:2014-01-29
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