こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『女子高生探偵シャーロット・ホームズの帰還〈消えた八月〉事件(上・下)』ブリタニ―・カヴァッラーロ

2021-02-10 20:31:32 | 読書感想
 
シャーロットの叔父レアンダーの行方を探すため、ドイツに向かった彼女とジェームズ。

叔父がモリアーティ家に拉致され、悪くすれば殺害されている可能性も考えた彼女は、ジェームズまで巻き込むまいと彼を遠ざけようとするが、彼はシャーロットを助け守ろうと、命がけの行動を繰り返す。

ジェームズが瀕死の重症を負いながらも、何とかある程度のところで収めようとしたところで、シャーロットの兄マイロがとんでもない事をしでかす。

さすがシャーロック・ホームズの子孫シャーロット。
本当に、何を感じ何を考えているのか、真実がどこにあるのか分かりにくい少女です。
まあ、ジェームズの事を親友くらいには思っているようですがね。

それ以前に、ホームズ家とモリアーティ家も真相を隠したがる傾向にあるので、話が複雑になってしまうんですよねえ。
さらに今回は、事件が解決せずに次巻に続くので、やきもきしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする