矢崎存美さんの『幽霊は生死不明』を読みました。 幽霊は生死不明―Dear My Ghost〈3〉 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2002-10
親友を殺した男子高校生は、自分の背後にその少年がいると言った。
しかし、真人が霊視したところ、そこにいたのは同じくらいの年齢の少女だった。
彼が語らぬ犯行動機、霊にあやつられる人々、美海の消失。
正直で無邪気でいい奴。
一般的には美徳とされることが、時と場合によっては残酷で不幸な結果を生み出すこともあるのですね。
何とも後味の悪い、やりきれない物語でした。