映島巡さんの『曠野の舞姫』を新幹線の中で読みながら帰ってきました。
BC1200年前後、エアはエーゲ海で「海の民」の仲間と一緒に海賊まがいのことをしていた。
弟分のシノンとともに、抵抗しない奴隷たちも残虐に血祭りにあげるという残虐なことも平気でしていた。
本来、女は陸で生活しており、海に出て行くのはエアだけだった。
陸に上がると流浪の民や踊り子を装いつつ、様々な街を壊滅に追いやっていた。
エアの残虐さがあるだけに、ある謎が解かれるとそれは悲劇に変わります。
幼い頃の境遇と決心、そして現在の不安定な立場。
あまりにも悲惨でした。
でも、破壊することから作り出す側へ変わったことが成長なのでしょうか?
読後感は、正直言ってあまり気持ちの良いものではありませんでした。
不条理といいますか、でも動乱の時代なんてこんなものなのでしょうね。
BC1200年前後、エアはエーゲ海で「海の民」の仲間と一緒に海賊まがいのことをしていた。
弟分のシノンとともに、抵抗しない奴隷たちも残虐に血祭りにあげるという残虐なことも平気でしていた。
本来、女は陸で生活しており、海に出て行くのはエアだけだった。
陸に上がると流浪の民や踊り子を装いつつ、様々な街を壊滅に追いやっていた。
エアの残虐さがあるだけに、ある謎が解かれるとそれは悲劇に変わります。
幼い頃の境遇と決心、そして現在の不安定な立場。
あまりにも悲惨でした。
でも、破壊することから作り出す側へ変わったことが成長なのでしょうか?
読後感は、正直言ってあまり気持ちの良いものではありませんでした。
不条理といいますか、でも動乱の時代なんてこんなものなのでしょうね。