田中啓文さんの『笑酔亭梅寿謎解噺2 ハナシにならん!』を読みました。
不良少年だった梅駆(バイク)が、母校の恩師に無理矢理入門させられた落語の師匠。
それが笑酔亭梅寿だった。
連作物で、上方落語を下敷きにしています。
梅寿師匠は破天荒な人で、落語コンクールに出場するための東京までの交通費と宿泊費を着服したり、
弟子に手をあげるだけならまだしも、よその女性マネージャーに手をあげる、所属芸能プロダクションの
若社長にとんでもない恥をかかせるなど、梅駆の不良ぶりなどまだまだ小さいと思えます。
今回、大分成長した梅駆は、落語コンクールで東京の若手噺家たちの「粋」を見せ付けられた気がして
上方落語に自信を無くします。
バラエティタレントの仕込みなしの笑いの連携プレイにも圧倒され、
漫才師養成所の漫才師の卵たちを見学しては、その「笑い」にかける情熱に負けそうになります。
落語も弟子入りなんて堅苦しいことをせずに、養成所を作って育てていった方がいいのか?
落語の敷居の高さばかりじゃなく、その本当の素晴らしさも描いてあって、とても楽しく読めました。
梅駆の苦悩と成長ぶりも見所です。
でも、敷居高いですかねー?他の古典芸能に比べて格安ですし・・・
というより普通のコンサートより安いです。
毎回、どんな噺で笑わせてくれるのかなー?と楽しみに行きます。
古臭いと毛嫌いせずに、一度落語会に足をお運びください。
不良少年だった梅駆(バイク)が、母校の恩師に無理矢理入門させられた落語の師匠。
それが笑酔亭梅寿だった。
連作物で、上方落語を下敷きにしています。
梅寿師匠は破天荒な人で、落語コンクールに出場するための東京までの交通費と宿泊費を着服したり、
弟子に手をあげるだけならまだしも、よその女性マネージャーに手をあげる、所属芸能プロダクションの
若社長にとんでもない恥をかかせるなど、梅駆の不良ぶりなどまだまだ小さいと思えます。
今回、大分成長した梅駆は、落語コンクールで東京の若手噺家たちの「粋」を見せ付けられた気がして
上方落語に自信を無くします。
バラエティタレントの仕込みなしの笑いの連携プレイにも圧倒され、
漫才師養成所の漫才師の卵たちを見学しては、その「笑い」にかける情熱に負けそうになります。
落語も弟子入りなんて堅苦しいことをせずに、養成所を作って育てていった方がいいのか?
落語の敷居の高さばかりじゃなく、その本当の素晴らしさも描いてあって、とても楽しく読めました。
梅駆の苦悩と成長ぶりも見所です。
でも、敷居高いですかねー?他の古典芸能に比べて格安ですし・・・
というより普通のコンサートより安いです。
毎回、どんな噺で笑わせてくれるのかなー?と楽しみに行きます。
古臭いと毛嫌いせずに、一度落語会に足をお運びください。