こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
当店では昨日まで3日間、増田高校からのインターンシップを受け入れ、当店での「仕事」を体験いただきました。
インターンシップの受け入れは昨年から行っております。
しかし、昨年は当店での「作業」を体験していただいただけで、本当の意味での「仕事」を体験していただく機会を作れなかった反省がありました。
今年こそインターン生に「仕事」の大変さと楽しさを少しでも体験してもらって、自分の将来を考えるとき何かの役に立てば、との想いで様々なカリキュラムを考えました。
私たちが考える仕事とは、様々な方々の「想いのリレー」だと思います。
生産者の皆様の想い、丁寧に暮らしたいと願うお客様の想い、それを繋ぐ働く人々の想い、そしてそんな心結ばれた地域がこれからもずっと続けば良いと願う地域の人々皆の想い。
インターンシップではお取引農家さんで収穫体験、その収穫した農産物を調理し盛りつけ、店頭に立ってお客様に接客し、そして一日の体験をブログに書いて皆様にお知らせする、という一連の流れを体験していただきました。
と、同時に毎日、彼女達が何を感じたか、何を学んだか、出来る限り聞かせていただきました。
そして今、彼女達が自分の進路についてどう考えているのかを聞かせていただきました。
彼女達は率直に悩みを話してくれました。
「自分が本当にしたいことが分からない」
「自分が何が出来るのか、何に向いているか分からない」
「やりたいなぁと思うことも、自分が出来るか不安だ」
私たちはこの問いに明確に答えることは出来ませんでした。
ただ、自分達が高校生のとき同じ様に悩んでいたこと、そしてその後私たちがどのように歩んで今に至るのかを話しました。
最後に、彼女達との別れのとき、3日間の感想を話してくれました。

▲別れのとき、インターン生からの言葉
「楽しそうに見える仕事も、陰で汗しながら厳しい仕事があること」
「スタッフとお客様との触れ合いが他のどこでも見たことが無かったこと」
「接客がとても難しかったこと、でもとても楽しかったこと」
この3日間、私たちも本当に勉強になりました。
来週8月4日より再び3人のインターンシップを受け入れる予定です。
どんな出会いになるのかとても楽しみであるとともに、一人の大人として若者に働くことの意義を出来る限り伝えていきたいと改めて思いました。
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
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秋田県横手市十文字のデリカテッセン&カフェテリア
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