オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

高齢化社会の、お笑いお祭り騒ぎ

2022-09-23 11:22:50 | 身体障害者でも、介護と看護の日々

 

 安倍元総理の国葬は、暗殺を企てた日本の支配者たちが、最初から筋書きに描いていたことだから、政府はやらない訳にはいかない。

 相変わらずの玩具だな。

 

 日銀黒田は親友安倍を失い、財務省は円安に断固たる態度で臨むと、中央銀行の自社株操作でもある為替介入をしたが、アッと言う間に飲み込まれてしまう。

 有利子負債を利益だと勘違いしている一発屋の孫とおなじ、世界の価値の大転換で敗れ去る側の外国勢力に指示を受けて、素直に詐欺に加担させられてる猿山の親分気取り、所詮は島国のイエローモンキーでしかない。

 いまや猿しか夢中にならないメディアなんざ、無視して相手にはしないことだ。

 放置して、関わらない、煽られて買わない、乗せられない、染まらない、そうして自分の愛に生きる、これが一番。

 金儲けは最初から耕して種を撒き、収穫まで自分でやる、これが日常になってなければ、どんなに資産や財産を貯めこんでも、姑息なインチキで仕事や餌をもらう為にだけ生きてる卑しい奴隷で終わってしまう。
 
 挙げ句にご褒美のアル中に薬中の卑しい守銭奴ばかり、その子孫はみな神経・精神を病んで滅んでゆく繰り返し。
 
 
 トルコが、中露主導の上海協力機構にいよいよ加盟しそうだから、世界史は面白く変わるだろうが、米英の指図どおりに西側NATOに協力している日本政府は、表向きは近づくことが許されてはいない、情けない国だこと。
 
 
 直腸癌が膨らんで便道を狭めている個所に、大腸ステントを入れようかどうしようか・・・ということで、93歳になる爺様と暇な88歳の婆様と、大病院から紹介を受けた大病院に通っている。

 前回はCT撮影で、今回は内視鏡検査。

 ・・・きょうは、ナニをしに来たんじゃ?  6回くらいはおなじ質問に答えている。

 どのくらい癌が進行しているかを見定める意味もあって、病院側の大腸ステント設営の意向に合わせて通ってる。

 ときどき腸閉塞気味になることも増えたので、消化の良いモノを喰い、マグネシウムを飲んで、後は少しでも歩くことを続けさせている。

 新品の車椅子を担いで車で出掛けたが、少しは歩かなければと、自分で車椅子を押させて歩かせたが、軽量コンパクトな車椅子だから体重をかけると前輪が浮く、それで婆様を座らせてみたが、今度は負荷がかかるとフラフラしておったがな。

 ・・・なんか逆じゃ~ないか?

 検査前に、浣腸をするというので、替えの紙パンツを持たせて、看護士のおばちゃんに処置室に連れて行かれた。

 処置室の真ん前には、待合の長椅子がズラッと並んで静かに混雑していた。

 話好きな婆様と笑い話をしておったら、その処置室の大きな自動扉が開いて、そこに歪んだランニングシャツ、ズボンの片足がめくれあがって、裸足の爺様が突っ立っておった。

 ・・・・・

 しばしの沈黙のあと、

 ・・・どうした? 山下清かい?

 まわりの患者連中も笑いを堪えていたようだったが、

 ・・・あの~、財布を~、持っておってくれんか?

 観衆の前にあられもない姿で立ってしまった爺様は、恥ずかしそうに正気に戻って、小声で呟いておった。

 ・・・なにをしてるんですか?! あら! 裸足じゃないの?

 中から出て来た看護士に拉致されると、うちの山下清はペタペタ裸足で、浣腸室へと連れ戻されて行った。

 本人はいたって真剣そのものだったが、どう見ても漫画の一コマ、その日もしっかり笑わせくれておった。

 その後の内視鏡検査では、今度はご機嫌がナナメから逆さまになったようで、検査室から医師が出て来て

 ・・・なにかお待たせしたことをひどく怒ってらっしゃるようで、来ていただけませんか? と。

 横向きに寝たまんま、肛門の個所に穴の開いてる検査パンツを履いたまんま、ぷりぷり顔をひきつらせて怒ってる爺様の尻を一発叩いておいて

 ・・・先生にも都合があるんだし、浣腸してすぐに検査は出来ないだろうし、大丈夫だから、すぐに終わるから、安心して少しくらいは我慢しなさいよ

 手のかかる子供たちをたくさん育てて来たから、また一人子供が増えたようなもんで、なだめて落ち着かせた。

 検査待合室に戻ってそれを婆様に話すと、腹を抱えて大笑い。

 ・・・2歳児みたいなものよ

 そんなあんたも、白粉塗りすぎて、福笑いみたいなものよ。

 あ~あ、これが銀座で30年、コツコツ周旋屋を続けている俺の、父と母だ。

 仕事を終えて深夜に寝る頃には、ドッと疲れが出て来て、爆睡しても朝の4時5時には、目が覚める。

 俺も、老いたもんだ。

 

 身寄りの無い独り暮らしの高齢者がなくなっても、すぐには部屋の荷物の片づけは出来ない。

 後見人弁護士や、保佐人弁護士が貸主側についている管理物件が多いから、毎度毎度にメンドクサイ。

 俺が悪者になって、話をどんどん進めて行けば済む話でも、なかなかに裁判所がスムーズには了解しない。

 放っておけばネズミやゴキブリの巣窟になるし、台風が来れば来たで雨漏れや湿気が気になってくるわけだ。

 政治家や役人が放置したまんま、淫乱怠惰な日常を送ってる国では、法律なんて昭和のまんま、物事がスムーズに行かないのは言うまでもないことだが、街の老朽化したインフラも放置したまんま、役所の建物ばかりを豪勢にしていってる国では、いずれ大騒動が起きるのも目に見えている。

 

 それにしても、俺のまわりでは、良いこと楽しいこと、未来に向けての前進加速、明るく愉快なことばかりが起きている・・・なんでだろう。