安倍元総理の国葬は、暗殺を企てた日本の支配者たちが、最初から筋書きに描いていたことだから、政府はやらない訳にはいかない。
相変わらずの玩具だな。
日銀黒田は親友安倍を失い、財務省は円安に断固たる態度で臨むと、中央銀行の自社株操作でもある為替介入をしたが、アッと言う間に飲み込まれてしまう。
有利子負債を利益だと勘違いしている一発屋の孫とおなじ、世界の価値の大転換で敗れ去る側の外国勢力に指示を受けて、素直に詐欺に加担させられてる猿山の親分気取り、所詮は島国のイエローモンキーでしかない。
いまや猿しか夢中にならないメディアなんざ、無視して相手にはしないことだ。
放置して、関わらない、煽られて買わない、乗せられない、染まらない、そうして自分の愛に生きる、これが一番。
前回はCT撮影で、今回は内視鏡検査。
・・・きょうは、ナニをしに来たんじゃ? 6回くらいはおなじ質問に答えている。
どのくらい癌が進行しているかを見定める意味もあって、病院側の大腸ステント設営の意向に合わせて通ってる。
ときどき腸閉塞気味になることも増えたので、消化の良いモノを喰い、マグネシウムを飲んで、後は少しでも歩くことを続けさせている。
新品の車椅子を担いで車で出掛けたが、少しは歩かなければと、自分で車椅子を押させて歩かせたが、軽量コンパクトな車椅子だから体重をかけると前輪が浮く、それで婆様を座らせてみたが、今度は負荷がかかるとフラフラしておったがな。
・・・なんか逆じゃ~ないか?
検査前に、浣腸をするというので、替えの紙パンツを持たせて、看護士のおばちゃんに処置室に連れて行かれた。
処置室の真ん前には、待合の長椅子がズラッと並んで静かに混雑していた。
話好きな婆様と笑い話をしておったら、その処置室の大きな自動扉が開いて、そこに歪んだランニングシャツ、ズボンの片足がめくれあがって、裸足の爺様が突っ立っておった。
・・・・・
しばしの沈黙のあと、
・・・どうした? 山下清かい?
まわりの患者連中も笑いを堪えていたようだったが、
・・・あの~、財布を~、持っておってくれんか?
観衆の前にあられもない姿で立ってしまった爺様は、恥ずかしそうに正気に戻って、小声で呟いておった。
・・・なにをしてるんですか?! あら! 裸足じゃないの?
中から出て来た看護士に拉致されると、うちの山下清はペタペタ裸足で、浣腸室へと連れ戻されて行った。
本人はいたって真剣そのものだったが、どう見ても漫画の一コマ、その日もしっかり笑わせくれておった。
その後の内視鏡検査では、今度はご機嫌がナナメから逆さまになったようで、検査室から医師が出て来て
・・・なにかお待たせしたことをひどく怒ってらっしゃるようで、来ていただけませんか? と。
横向きに寝たまんま、肛門の個所に穴の開いてる検査パンツを履いたまんま、ぷりぷり顔をひきつらせて怒ってる爺様の尻を一発叩いておいて
・・・先生にも都合があるんだし、浣腸してすぐに検査は出来ないだろうし、大丈夫だから、すぐに終わるから、安心して少しくらいは我慢しなさいよ
手のかかる子供たちをたくさん育てて来たから、また一人子供が増えたようなもんで、なだめて落ち着かせた。
検査待合室に戻ってそれを婆様に話すと、腹を抱えて大笑い。
・・・2歳児みたいなものよ
そんなあんたも、白粉塗りすぎて、福笑いみたいなものよ。
あ~あ、これが銀座で30年、コツコツ周旋屋を続けている俺の、父と母だ。
仕事を終えて深夜に寝る頃には、ドッと疲れが出て来て、爆睡しても朝の4時5時には、目が覚める。
俺も、老いたもんだ。
身寄りの無い独り暮らしの高齢者がなくなっても、すぐには部屋の荷物の片づけは出来ない。
後見人弁護士や、保佐人弁護士が貸主側についている管理物件が多いから、毎度毎度にメンドクサイ。
俺が悪者になって、話をどんどん進めて行けば済む話でも、なかなかに裁判所がスムーズには了解しない。
放っておけばネズミやゴキブリの巣窟になるし、台風が来れば来たで雨漏れや湿気が気になってくるわけだ。
政治家や役人が放置したまんま、淫乱怠惰な日常を送ってる国では、法律なんて昭和のまんま、物事がスムーズに行かないのは言うまでもないことだが、街の老朽化したインフラも放置したまんま、役所の建物ばかりを豪勢にしていってる国では、いずれ大騒動が起きるのも目に見えている。