ドラマや映画や劇に夢中になる。
舞台で演じる者がスターになり、金出して見る方は、窮屈なお行儀を教わり、そのパンフレット・前説で感動の仕方を教えられ、馬鹿面さげて拍手のタイミングまで指示されて喜んでいる。
これを阿呆と言わずに、ナニが阿呆だ。
新聞・テレビやネットの情報も同じこと。
真摯に国民の声を代弁して! 統計をとって! やってることは創作詐欺。
子供がいなかったりいても一人二人、日常が暇だらけだからこそ、余暇の過ごし方だのと抜かす消費斡旋に群れて飛び込んで行ってる猿ばかり、その癖に自信がないから覗き見・又聞きに無我夢中、俺なんざ、新聞など金出して購読したことなどなく、テレビを見る時間も無い生活のまんま愉快に生き続けている。
20歳の頃に寺山修司やら谷川俊太郎らと知り合って、自分の雑誌で対談したりして、若気の至りで無理難題を突っかけておったが、その後に全国を訪問販売のドサまわりで駆け回って、休日は海外の女の元へと独り飛行機に飛び乗っておったが、人間の世界の仕組みや、社会という刑務所の動き、大人と言う間抜けな連中の浅はかさを、20代ですでに堪能し尽くしていた。
その辺の感動ドラマを一年中、現実の日々で繰り返しておった。
日本中で、よ~く、売れておったもんだ。
演じるのは実生活で、自分でやる。
せまっち~芸能界という括りで自画自賛に賞賛し合っておる猿など、興味も湧かない。
観客という、弱虫・閉じ籠りの都合の良い大人がいること自体、人間社会の恥部と言っても良い。
いつまでも続く芸能と金出して喜ぶ民、飴と鞭の、飴の方がドロドロに溶けてしまってる。
鞭の方は、粛々と、徴税天引きという形で、民を雁字搦めにしようと、ほくそ笑んでおるわいな。
やっちもね~。
日経株価が不安定になってる。
原因を解説するテレビや新聞・ネットの専門家は腐るほど腐って居るが、これは政治や国内情勢に反応してるような話ではなく、自意識過剰な島国日本人の思惑など関係の無い、ただのAIの、草刈りゴッコだ。
日本の株式市場は6~7割が外国の投資家が蹂躙しておって、いちいち日本人が自惚れるほど、日本の国家には興味など持ってはおらん。
世界の趨勢を眺めながら、日本人投資家という間抜けなメディア奴隷がどう動くか? それを先読みして売り買いしているだけの草刈りゲームだ。
まだまだ急騰したり暴落したりを繰り返すだろうが、最後は世界の趨勢には逆らえない。
どんどん日本という国は貧乏になり、だから経済成長から利益の分配という方向を言い出すようになってる。
ドルや円という、質札から派生した価値の基準が、混沌の中で溶けてしまっては、それもまた青二才の夢だがね。
世界金融経済が大恐慌を先延ばしにしてきているツケは、巨大化して天文学的な話になっている。
語る話でもなくって、黙ってその時を待つしかない、そんな人類には無力な話題だろう。
もはや後戻りも、逃げ道もなくなって、ただただAIの為すがまま、行き場のなくなる資本が世界を彷徨うだけ。
インフル・コロナ以上に弄ばれる世界、これからの時代だろう。
そもそも、分配だの平等だのと抜かしておっても、分配する側と、分配される側と、格差は続くだけの猿芝居。
これが政治や経済の限界だ。
地球温暖化という言葉が、聞かれなくなってる。
異常気象という言葉にすり替わってしまってる。
地球は寒冷化の過程の、一時的な温暖期であって、これからどんどん暑くなって行くわけでは、無い。
暑苦しい平地に集って暮らしながら、よくもま~、間抜けな温暖化ゴッコをやってたもんだ。
新型コロナという、言葉だけで世界人類は右往左往しておったが、これもインフルエンザの新種というだけのことで、コロナ感染症対策のお陰でここ2年はインフルエンザは壊滅したと嘯いておったが、コロナが下火になったらまたぞろインフルエンザが流行するんだそうな。
阿呆と馬鹿の競い合い、やってられない間抜けな大人社会。
・・・ということで、中途半端な高曇りだったから、高い山へは向かわずに、里山を歩いて来た。
コスモスとひまわりと、ときどきアジサイ、季節感の無くなってる里山は、興ざめするだけのことだが、キレイに咲いてる花に、罪は無いだろう。
あくまでも、人間の側の身勝手な興ざめ、すべて人間自身の、幼稚な感性が生み出す退屈なお話さ。