オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

雪山で日焼けすれば、元気になる

2021-03-01 09:15:06 | オストメイトで登山と遠泳

 

 300坪くらいの駅近くの土地に、5棟の古いアパートが建ってるところを管理して居って、その中庭にゴミや産廃を捨てられることが多くって、先日も仲の良い産廃業者にキレイに撤去させたわけだが、そこに新しい真っ赤な鳥居を二つ、俺が自作して作り、立てることにした。

 とうぜん、俺を祀り上げて俺の社ということになる。

 その生き魂の入魂式を、つつがなく、先ほど独りで行ったとこだ。

 冗談みたいなもんだが、すでに人間の世の中社会のことにはすべて飽いてる俺には、真面目な行動ではある。

 コソコソ悪さをする奴らって、こういう神や仏の祟りや怨念を怖れる原始人が多い。

 俺の入ってる鳥居は、その辺の神社の鳥居よりもおっかないぜ!! そういうことだ。

 日常の修行ということで言えば、その辺の寺の坊主や神社の神主よりも、はるかに厳しい日々を送ってる。

 ついでにそれっぽい苔むした大きな石でも拾って来て、奥にドンっ! と置いおく。

 

 土曜日から、いつも自分で描いてる天気図が、とても素敵な状況になってた。

 長野の2000m以上の雪山に登れよ! と、お天道様に言われてるようだったから、たいして睡眠もとらずにとっとと眩暈の薬を飲んで、車に飛び乗った。

 林道終点の登山口まで片道3時間半、氷点下で凍り付いた場所からスタートしたが、案の定、最高の日和だった。

 眩暈が怖かったから、ゆっくりと、一歩づつ、重力の方向とアイゼンの効きを確認しながら、足裏にへばりつく雪ダンゴをトントン叩き、急斜面を2500m近くまで登った。

 ときどき柔軟体操や首の凝りをほぐしながら、それでも大汗をかいて、呼吸も問題はなかった。

 奥秩父の山々の向こうに富士山も見えておったし、槍ヶ岳や穂高も見えておったし、八ヶ岳の向こうには木曽の御岳山も見えておったし、男体山や燧ケ岳も見えておったし、志賀の山々も雪化粧して綺麗だった。。

 先月に亡くなった独り暮らしの爺様の魂も、空高くに放り投げてやった。

 ・・・どんなもんじゃい!! 笑い声が出て来る。

 360度の絶景だった。

 2200mくらいから木陰がなくなって、だんだん暑くなり、しっかりと日焼けもしてきた。

 今年は雪が少ないとはいえ、2~3mは積もっておったろう。

 日差しはますますキツクなり、こりゃ~下りる頃には雪も解けて重くなり、おっかない感じだったから、隣の山まで登り下りして、冷え切った森の中を抜けて下山した。

 ま~ま~酷い眩暈はなくて、快調だった。

 暑い日差しの山頂で、温かいコーヒーを沸かして、しばし絶景を堪能した。

 やっぱり雪山は良い。

 今週末も行きたい。

 

 戻って風呂に入って温まり、マッサージ機に座って1時間ほど揉み揉み、そのまんま布団に転がり込んで爆睡したが、朝方5時半には腹が減って目が醒めて、仕方が無いから銀座の店を開け、近所でガッツリ朝飯を喰ってきた。

 心地いい筋肉痛だけ残っているが、街中では息苦しくなり、花粉の鼻水で困ってしまう。

 山にいると花粉症の症状などまるで出ない。

 きっと花粉症と言ってるだけの、怪しい公害なんだろうと、昔から想っている。

 

 さ~、仕事にとりかかるわい。