オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

アメリカの時代の終焉と、あたし  

2020-12-23 20:55:04 | 国際政治

 

 風車・水車の力で、産業革命を興したオランダは、帆船を作って航海をはじめ、他国との交易を始めて世界の覇権を握ったようなもんで、チューリップ1本で家が買えた時代を頂点にして世界の覇権から退いて行った。

 風を味方にして、人類の頂点に立ち、花に価値を見て、終わった。

 イギリスの世界覇権は、風ではなく蒸気から始まっている。

 蒸気機関の発明は、人類の社会を一変させた。

 繊維の織機から、鉄道・造船と蒸気機関は多くのモノを効率的に力強く変え、大量に運んで大量に作ることを可能にしたことで、原材料となるモノを求めて地球の海を駆け巡っていた。

 湯気を味方にして、人類の頂点に立ち、金融資本に価値を見て、終わった。

 おなじようなことがアメリカでも起きている。

 度重なる世界の戦争からもアメリカ大陸だけは 何故だか?? 無傷で過ごし、そこで重工業をどんどん発展させ、世界の戦争現場へと兵器や弾薬、資源までも売り込んでいった。

 敵味方関係なく、交戦する両国に売り込んでいったわけだ。

 諍いを起こし、戦争を煽り、殺し合いが世界中で続く限り儲かるシステムを作り、その救助や介護・救済まで行う組織も作って、地球上の人類を玩具を扱うように翻弄させて、しこたま儲けていった。

 キリスト教という宗教も、常にそこに寄り添って、優しい白衣の天使となって、いろんな戦いに疲れた人民の心を癒した訳だ。

 誕生から、洗脳教育、そうして墓場まで、世界中の人民の日常を弄んで、支配を強めていった。

 文字通り、人類の生から死まで、すべてを支配することが出来るようになった。

 表向きの明るい自由の国アメリカの、原動力はそれだった。

 すでに過去形になっている。

 国内の経済の停滞、繰り返す戦争と植民地拡大、移民の流入による国民の疲弊、ドルの流出、それでも金融改革と言うインチキで延命を図ってきてはいるが、そろそろ賞味期限が切れてきた。

 その原因は、ひとりひとりの人間の変化にある。

 人間と言う生き物は、常に刺激を求め、新しいモノに向かい、退屈と停滞を嫌う。

 これはその生きる欲望から発するもので、永遠になくならない性癖だ。

 自作自演や、創作による煽動から起こされている人間同士の争いや諍い、そこから戦争が始まる。

 良いように利用され、命まで弄ばれ、そこから生まれる富は、常におなじ場所へと運ばれていく。

 それが衆人の目にも見えてくると、覇権国を変えるしか方法はなくなる。

 アメリカが世界覇権から撤退する理由は、単純な話だろう。

 トランプが大統領となって、アメリカ第一! と叫んだ意味は、世界から撤退するという意思表示でもあった。

 いまはまだ残務処理に追われてはいるが、バイデンが大統領となっても、トランプが再選しても、その未来は決まってしまっている。

 では、これからやってくる新しい時代とは? ナニを人間の生きる価値にして、どういう仕組みで生きてゆく社会になってゆくんだろう?

 それは皆さんが、よくよく考えていなければいけないことだ。

 新型コロナというネタは、その新しい人類世界を作るために、登場して来てる創作落語だ。

 

 アメリカ大統領選挙、トランプは不正選挙があった事実を騒いではいるが、とことんやるつもりはないと見える。

 もっと方法はいくらでもあるが、そうやって国内を分断するだけで、最後はサッと身を引くようでもある。

 トランプが初当選をしたときから言ってるが、彼はアメリカを世界覇権から退場させる為に大統領となっている。

 今回の再選うんぬんよりも、すでにその仕事は充分に成功を収めており、世界中の紛争地域からの撤退も進み、今は国内のことに専念するように動いている。

 つまり、自分が大統領で再選しても、バイデンが大統領となっても、すでにアメリカは世界の覇権から撤退するしかないような状況を作り出している。

 バイデン・オバマ・ヒラリーらは、戦争経済で儲けてきた企業群と大メディア群をバックにして、もう一度、世界の覇権を存分に使って人類を支配したいということだろうが、トランプの最後に仕掛けている自爆テロで、それらは木っ端微塵に吹っ飛ばされてしまうだろう。

 すでにバイデン民主党内では分裂・内部抗争が始まっている。

 そういう意味では、トランプという周旋屋は、稀代の英雄と後世には語られるだろう。

 彼は日本のメディアが言ってるような、馬鹿で短絡的なボケ老人なんかではなく、なおかつ大統領の椅子には固執しておらず、ただただアメリカの力を分断しようと、最後のご奉公を続けている。

 そういう見方をしている大人は、日本にはいないのか?

 哀れな幼児性の抜けない提灯国家に成り果てている。

 世界の中心、自由の国アメリカが、自由ではなくなってしまえば、アメリカ国内に外国人が流れ込んでくることも徐々に減ってゆくだろうし、その行く先は中国へと、変わって行くんだろう。

 トランプ、ご苦労様、俺はそう言いたいね。

 世界の人類の明るい未来へと、一石を投じたのは間違いない。

 残念ながら、わが国には、そんな性根の入った政治家は、与・野党見渡しても、おらんな。

 しょせんは奴隷根性が抜けないマゾ国家、朝から夜まで、3欲の話題で大喜びしておる物真似猿の国だ。

 自分が主役の生を生き続けるのは、街の自営業者くらいだろう。

 アホンダラの、国だ。

 

 楽に安住して、群れて無責任に、ダラダラ身勝手に暮らして居った者らが、そこから自分個人の名前で生き直すことは、大変だろう。

 ナニかの歯車として、名前など憶えてもらうこともなく、その時に幸せなオナニーが出来て居れば、それでエエ。

 こういう猿人化した人間社会が、これから疑心暗鬼の崩壊を迎えつつあるが、自業自得だと、俺は笑ってる。

 誰しも生きて行くことは簡単ではなく、都合の良いことばかりではないのが集団生活で、その報いの時節だろう。

 独りで地球上に生きて居る訳ではない限りは、不条理というものは存在する。

 山を縦走する時だって、上がったり下がったり、その連続だが、いちいち感情など動くモノでもない。

 そのうちに、また、良いこともあるさ。

 俺なんざ、人生ずっとそんな厳しい世界で生きて居る。

 ただね、集団生活で他人からの信用を手に入れるには、それ相応の永い時間も必要なんだがね。

 自慰ばかりしておった者の刹那の言葉など、なんの役にも立たんわい。

 

 今週末は天気がイマイチっぽいから、早めに雪山でも歩いてくるかな。

 それもこれも、仕事の具合との兼ね合いしだい。