山は、暗いうちから登り始めて、昼には降りて来る、これ当たり前。
人間の世界では、行きも帰りも渋滞とは無縁で、その後の楽しみもイロイロと可能になる。
海で泳ぐときも、早朝や夕暮れ時が多い。
・・・危険じゃない?
・・・あんたら人間と一緒のほうが、よほど危険だべさ
世界の銀座だと、よく言うが、そこで働いてる連中は、田舎に住んでる人たちとナニも変わらない。
他人のことは面白オカシク報道してる新聞社やテレビ局に勤めてる連中の日常なんて、互いに封印し合ってるからこそ安泰なだけで、とてもじゃ~ないが笑って話せない。
銀座で超のつく有名店や著名人の日常だってそんなこと。
政治家や企業経営者の日常だって、ゼニカネ持ってるだけの使い道を知らないタコとおなじで、やってることは変わらない。
人間としてではなく、商品としての価値がなくなればゴミ箱に放り込まれてお仕舞いだ。
こういう社会を40年も現場で眺めていると、いちいち気にならなくなって、どうでも良いドブネズミ同士の争いや諍い、山や海の話をしてるほうがずっと有意義なこと。
すでに日常や生きてる価値観が根底からぶっ飛んでしまってる俺なんざ、みな同じにしか見えやしない。
当社は昔からゲイやレスビアンという性的少数者の顧客も多いし、紹介も来る。
20数年前、シングルマザーという言葉すらなかった時代から、彼女たちの相談にも乗っていた。
社会の中で少数者となって生きてる人たちの巣窟みたいなもんで、反社会勢力排除条項が契約書にうたわれるまでは右翼や左翼や・ヤクザまで、普通に出入りがあって付き合いもあった。
不動産の仕事がらみだけでなくって、私生活や家族の相談やらイロイロ、周旋屋の稼業とは、それが当たり前のことでもあった。
刑事や警察官まで普通に出入りしている。
無差別、無宗教、無政党、なんでもありだが、拒む理由はひとつだけある。
俺の顔に泥を塗る奴は二度と付き合いはしない。
そういう連中は残念ながら反社会勢力の連中ではなくって、その他の連中ばかりだ。
おかしなものだ。
キレイゴトとは、善良なる庶民の皆さまの日常のことであって、最初から少数派で生きてる者にはそれがない。
俺自身、そういう立ち場で60年生きて来ているから、別にそれが普通のことでもある。
若い人たちにはよく言ってやってるが、自営で経営者にならない以上は、消費されるモノ、そういうことだ。
そこにお洒落な物語などある訳もない。
あんたテレビの見過ぎ、ドラマの見過ぎ、映画の見過ぎ、キレイな部分だけ見て居っても、その見せない部分の悲惨さは、いまさら言うまでもないことだ。
アメリカの対中関税、阿呆みたいに株価を上下させてるが、次は日本が対象になってくるだろう。
新しい天皇にトランプが会いに来るだけで、大量の米国製の兵器と米国債をまたぞろ買う約束をしているが、ここ10年、沖縄から撤退したがってる米軍を繋ぎ止めてるのは日本政府、キチガイに刃物とは言うが、それとおんなじことだ。
普天間から辺野古、これは日本政府の言ってることで、米軍は本土に戻るとオバマの時代から言っている。
ナニをいまさら揉めているのか? 恥ずかしい日本人。
モノゴトはちゃんと本当のことだけ見ておらんきゃ~、あんた自身もオレオレ詐欺の標的になる。
習慣や風習だけを頑なに守って生きてる人って、神話の世界を生きてる夢見る乙女、薄気味悪いがな。