こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-クンシラン(君子蘭)-

2021-05-15 14:55:30 | 春の草花

今回は、クンシラン(君子蘭)だ。春に咲く豪華な花だが、つやのある葉が一年中楽しめ、観葉植物としても楽しめるという。株の寿命が長いので長年育てて楽しめるとも言う。名前に“ラン”とついているがラン科ではなくヒガンバナ科の植物。

<2021年3月15日>

◇ おー、花が沢山。ん、どれがクンシラン?

◇ 矢印がそうだよ。 他のは、赤いのが「キンレンカ(金蓮花)」、ピンクが「ベゴニア」だと思うよ。

◇ ここは、ボク(小次郎)を可愛がってくれる方のお家。玄関前での撮影もOKしてくれたよ。

◇ ボクをクローズアップ! うーん、花に着目していいよ。

◇ この鉢植えは、ずいぶん前からのもの。毎年、キレイに咲いて楽しませてくれるという。

◇ まとまって咲いているのが見応えがあるね。 

ん? “クンシラン”って、以前取り上げていなかったっけ? そう、アガパンサスの別名だ。

 たしか、

『梅雨の頃、紫色の小花をたくさん咲かせる。葉が君子蘭に似ており、別名を「紫君子蘭(むらさきくんしらん)」ともいう』

と紹介した。

アガパンサスはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花ーアガパンサス(紫君子蘭)-

◇ 君子蘭と紫君子蘭(アガパンサス)並べて見てみよう。

ここで、君子蘭を勉強しておこう

【クンシラン(君子蘭)】

 ヒガンバナ科で、原産地では、多くは森林の薄暗い場所に自生する。ヒガンバナ科は地中に鱗茎を作るがクンシランは太い根を張るのみ。

※ アガパンサスは遠縁にあたるらしい。

 ◇ ヒガンバナ科クンシラン属

◇ 原産地:南アフリカ・ナタール地方。明治時代に渡来。

◇ 花期:3月~5月。

◇ 花は集中花序で、花茎40~50㎝で、15~20個の花をつける。花色はオレンジが主流だが、黄色や緑色もある

◇ 葉は8~10枚ほど根性し、濃緑色で肉厚の光沢があり観葉植物としても人気がある。

 【名前の由来】

◇ 明治に渡来した時の品種が「クリビア・ノビリス」で、その“ノビリス(高貴という意味)”に因んで付けられた。

※ 君子:学識・人格ともに優れた人や高位の人を指す

◇ 何故“ラン?”

定かではないが「江戸時代や明治時代に日本に渡来したときに“珍しい洋物”に「〇〇蘭」と名付けたのでは?」との意見もある。

花にズームしたあとは、再び引いて、全体を眺めよう。

お終い

コメント
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