今回は、ヒマラヤユキノシタ。ヒマラヤ山脈周辺(アフガニスタンから中国にかけて)の原産だそうだ。別名に、厚葉岩白菜(こうようがんはくさい)、大岩団扇(おおいわうちわ)がある。面白い和名だね!
<2021年3月9日>
◇ 美咲が丘の住宅地に、こんな感じで咲いていた。 まず、ズームアウトしてみよう。
◇ こんな感じ。逆から見てみると
◇ 小次郎くんは、後ろから撮影? という雰囲気。 ここ、フウセントウワタがあったお家の近くだ。美咲が丘はいろんな花があるねえ!
フウセントウワタはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花ーフウセントウワター
◇上からだと、こんな感じ。花に着目しよう。
◇ ボクのお尻とシッポが邪魔かな?
◇ 葉は、長さが10~20㎝、幅10㎝ほどのキャベツに似た形で、らせん(螺旋)状について、ロゼットを作るという。うむ、漢字の「厚葉岩白菜」の「白菜」の由来? でも、キャベツではないし、な。ところで「ロゼット」って?
【ロゼット】
◇ ロゼットは地表に葉を平に並べた植物の状態を指す言葉
◇ 元来はバラの花から由来する言葉で、八重咲きのバラの花びらのような配列を現す言葉である。従って放射状や螺旋(らせん)状に配列するものもロゼッタ状と呼ばれる。
◇ 花はまとまって咲いている。いわゆる「集中花序」だな。
◇ 雄しべと雌しべは?
◇ 花は5~6枚の花弁、雄しべは10~12個、雌しべは1個で柱頭が2~3裂、という。ん?雄しべが少ないけど? ちょっと勉強しておこう。
【ヒマラヤユキノシタ】
◇ユキノシタ科・ヒマラヤユキノシタ属。常緑多年草
◇原産地:ヒマラヤ山脈周辺(アフガニスタンから中国にかけて)。渡来時期は明治の初期。
◇花期は2月~4月。
◇花はとても可憐で、分枝した花茎の先に淡桃色の円錐花序の五弁花を咲かせる。咲きはじめは淡くだんだんと濃くなり,色は主にピンクですが白や紅色もあります。
※ 耐寒性が強く育てやすい。
【名前の由来】
◇「ヒマラヤ」は原産地のヒマラヤ山脈から
◇「ユキノシタ」は、肉厚でつやのある葉が、冬でも“雪の下”をからのぞかせていることから。
おまけ。
ネットを調べていると………
【美顔効果のエキス】
カネボウ化粧品の研究所が、
『ユキノシタ科植物「厚葉岩白菜」抽出エキスにメラノサイト活性化抑制作用を発見。従来のアプローチと組み合わせて、さらに高い美白効果を期待(2008年12月)』
の新聞発表をしている。
ふーん、美白効果があるんだ!
お終い。