餃子の街・宇都宮  ある菓子店のひとり言・・・

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吾輩は子猫である・・・

2011年06月01日 23時05分06秒 | 出来事
吾輩は、子猫である。
いま、菓子店らしき所に居候して3日目になる。

何処で産まれ、生後どのくらい経っているかは自分ながら???である。
この家には、主人らしい人と、その奥さんらしい人の2人暮らしの様だ。
その二人の会話から想像すると、吾輩は邪魔者のようだ・・・。

最初は、2階の米とか小豆とかいろいろなものが置かれているところに隠れていたが
気付かれてしまって、一斉清掃の様な感じで順々に片づけられて行き、もう少しのところで逃げて
今度は1階のオーブンの下らしき所に逃げ込んだ。

吾輩も声を出さなければいいものを、根が動物ですからついつい鳴いてしまうのです。

今朝は、さすがに3日目になったと思ってか、あるいはここで死なれては困ると思ったのか
奥さんが昔でいう「猫まんま」と水を出してくれた。
吾輩は、キャットフードしか食べたことがないので、手を付けないでいる。

電話のような音がした後、今度はそこに肉を焼いて付けてくれた。
何でも奥さんの同級生が、猫好きの人に訊いたとかで、焼肉でつられた猫が静岡県の方ではいたそうだ。
ネズミ取りよりも大きなかごに、焼肉がぶら下がっていたので食べたら捕まってしまったらしい。
吾輩は、そんなものでつられたりはしない。
お腹が減っても、戦があるわけじゃなし、「気位は高いままで生きるべし」と思っている。

旦那が、1時間ほど外出したのでちょっと様子を見にさーっと動いたら奥さんに見つかってしまった。
上手く隠れていたら、返ってきた旦那にどうやら何処かに逃げて行ったようだと説明をしていた。
逃げてくれたら「良かったよかった」と 二人で話していたが、吾輩は戻るタイミングを失ってしまった.。

そんな時、八百屋のおばちゃんが来たので、どさくさに紛れていつものオーブンの下に逃げ帰って来た。
その途中に、初めて旦那にグレーの全身を見られてしまった。
二人とも、まだ店内にいたのでがっかりしていたようだ。

それにしても、どうやってこの家に来たのか?
吾輩は、子猫だと思っているが生後どの位経っているのだろうか?
自分でも良くわかっていない・・・。



コメント
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