自治会恒例の納涼盆踊りを20日に控え、『こども樽囃子(たるばやし)』の稽古が始まった。
写真を撮ったのは初日で、主役の幼稚園児、小学生に子供会と自治会の世話人ら総勢17人が参加。
もちろん子供たちに、樽の敲(たた)き方を指導してくれるのはNさん。民謡の唄と踊りの大家で、ボランティア活動を続け、福祉施設などへ出かけている。
自治会とのお付き合いも長く、納涼祭のほか敬老会などには欠かせない存在。
樽囃子は踊りを“リード”するもので、簡単なようで簡単ではない。スローテンポじゃあ踊りが間延びし、逆に早すぎては全員の踊りが合わない。
Nさんの教え方は、ズバリひと言「上手だ!」
初日も、今年初参加の小学校低学年がいたが、二十分も経たないうちに(樽の)たたき方をマスター。稽古をサポートしていたお母さんや自治会のおじさん達を驚かせていた。
高齢になるにつれ、物覚えが悪くなるわが身。子供たちの、物覚えの良さ、速さが羨ましい。