近藤長さんのひとりごと

写真付きで、なにやらブツブツ

タコ箱の仕掛け始まる

2011-11-28 13:41:32 | まち歩き

 新潟市西区の新川漁港では、五十嵐漁協名物『たこ漁』の準備が始まった。
 一般的には『たこ壺(つぼ)』をつかった漁法だが、五十嵐漁協で使っていPhoto_2るのは、片側に蓋
がない細長い木箱で通称『たこ箱』と呼んでいる。

 蓋をしてある側には数箇所の「紐(ひも)穴」が開けられており、そこに“仕掛け”用の紐などを固定。タコが入り込むように、開口部に“蓋”はない。(タコは危険を察知すると、奥へ逃げ込む習性があり、フタ無しOK)
 
 写真を撮りに出掛けたとき、一隻が接岸して
=写真=点検済のタコ箱を積み込み、沖合いへ。しばらく船影を追ってみたが、ついに視界から消えた。何処にタコ箱を仕掛けたのだろう。

 タコ箱には新品も多く、漁期が始まる12月中旬過ぎまで、しばらく海中に漬けられ、潮流などをチェックし、改めてセットポイントが決められるとか。関係者にとって、そのポイントの見極めが豊漁、不漁への別れ道らしい。

 初冬から来春にかけて新潟市西区五十嵐の国道402号を通ると、ゆでダコの【つるし販売】に出会える。このタコたちは『タコ箱』に入っていたのだ。


秋晴れ

2011-11-27 20:42:55 | まち歩き

Photo  久しぶりに朝から陽がさし、洗濯物も天日干し。これからの季節は、鉛色の空が増えるのに合わせて、ストーブ周りなど室内での洗濯物乾燥が増える。

 だから今日のような『朝から日差しが‥』は、何よりも有難い。

 農家の畑に干されている大根
=写真=も、久しぶりの“強い日差し”に嬉しそうだ。

 日曜日とあって、近所のガソリンスタントには、冬用タイヤに付け替えるマイカーの行列。

 「自分でやれば‥」とも思うが、マンションやアパート族からは「タイヤ交換をするスペースがない」「冬用タイヤをGSに預けているので‥」の言葉が返ってくる。

 今や、そんな時代になったのかなぁ~

 自分の手でタイヤを交換する派、としては、時代の流れでは済まされない“寂しさ”を感ずる。


姿を見せはじめたスズメたち

2011-11-24 14:16:26 | まち歩き

Photo  発達中の低気圧の影響で、新潟地方も朝から寒い。空は、これからの時季に多く見られる日本海側特有の鉛色だ。

 確かに『冬』はやって来た。庭先にはスズメたちが戻って来た。

 数日前から、巣箱が架けてある庭木に、スズメたちの姿がチラホラ。家人の姿を見つけると、チュンチュン‥、チュンチュン‥の囀(さえず)り。

 例年、今頃になると巣箱へやってくる。恐らく、寒さが厳しくなるこの季節になると、拙宅の庭先に行けば巣箱のエサ台
=写真=に『コシヒカリ』や『こしいぶき』を撒いてくれることを思い出したのだろう。大した学習能力だ。

 今のところ六、七羽だが、飛来する数は日に日に増えてきている。春先も来ていたスズメのほかに、口コミで知った新参者も‥。春先は最大二十羽も来たことも。さて、この冬は????

 


魚沼地方に降雪

2011-11-21 21:04:59 | まち歩き

Photo  きょうは身体が「冷え込んできたナァ、山は雪かァ~」と言う。

 夕方、ライブカメラで新潟県内の山沿いをチェックしたら、魚沼地方の県境近くは空に“白いモノ”が舞っていた。

 雪が降ってきたのだ。
 先月の、ある晴れた日、ぶらりと訪れた【牧之通り】=南魚沼市旧塩沢町=の、しゃれた街並みにも、ひょっとしたら‥

 この牧之通りにあったのが雁木(がんぎ)を生かしたカマキリ降雪記録柱=写真=だ。場所は『朝陽堂』と『桑原』さんの前だったと思う。

 『雪国新潟』らしく県内では昭和から平成にかけて【三八豪雪】=昭和38年(1963) 【五六豪雪】=同56年(1981) 【五九豪雪】=同59年(1984) 【平成十三豪雪】=平成13年(2001)などの豪雪があり甚大な被害が出た。

 大きなカマキリがへばりつく木に、いわゆる“ご当地(塩沢)”の代表的な1日最大降雪量が書き込んである。(※積雪量は降り積もった雪の量のこと)

 一番テッペンは昭和58年の3・7メートル。その下は昭和60年の3・0メートル、さらに下がって平成7年の2・74メートル。そして最下部に昭和52年2月の1・41メートルがあった。これらの数字は“1日に降った雪”だから、いかに大雪も大雪だったか分かろう。

 この1日最大降雪記録塔にへばりつくカマキリを見て、若者や“雪無し県の人
”と思われる年配者がブツブツ。「ナンデ、カマキリが‥」「見づらくない?」‥などなど。

 「知らないンだなぁ‥」

 雪国生まれとしては『カマキリは雪に埋まらない場所に卵を産み付ける』と、親や年寄りたちが言っていたり、聞かせれたりしたものだ。だから、カマキリが産卵する草木の高さで、その年の降雪量を予想していたという。

 だから現代のように気象観測&予報が充実していなかった時代は、カマキリの産卵位置や山の沢などに残る『雪形』を“農作業ごよみ”にしていたらしい。

 


さすが石油王の『もみじ園』

2011-11-18 21:12:06 | まち歩き

Photo日本の石油王”として知られる中野貫一翁が築造した日本庭園が、新潟市秋葉区(旧新津市)の金津にある。その庭園には2000本のモミジが~

 「今頃は恒例のもみじ祭りで賑わっている筈‥」とネットで検索したら、ナントこの23日で閉幕!

 自宅から車なら1時間足らずなので、大急ぎで支度するほどでもなく、まずは空模様の確認。強い日差しは無く、夕方まで大丈夫。

 例によって、この『紅葉狩り』は独断決定。家内が外出から帰宅するのを待って、きょうも一言「午後一番、〇〇へ紅葉狩りに行く‥」

 予想どおりの人出ぶり、入り口のチケット売り場は行列。でも、すぐ目と鼻の先まで木々の紅葉が迫っており、入館料を手にした待ち人の目は紅葉へ。小生は
家内にチケット購入を任せ、目と鼻の先に迫る紅葉をビデオで追う。

 庭園の中は想像以上に広い。中野邸の全体面積は12,000坪だから、当然といえば当然だね。拙宅ナンゾは目くそ鼻くそ、まさにデッカイゾォーだ。

 山のような高低差のある広い庭の中にあるもみじは約130種類。本数は前述の通り。既に一部の木は「終わり」を迎えていたが、残った木々が辺り一面に、燃えるような紅葉ぶり=写真=を披露していた。
 
 夢中になってビデオをまわしていたので、家内とは早々の“はぐれ”で、もっぱらフリータイム状態。庭園内にシックな装いの茶房があったのが幸いし、家内はそちらで『待ち時間つぶし』をしていた。

 「出掛けるゾ」と声がけしたくせに、まことに相すまぬ。

 来年はもう少し早めに訪れて【全山紅葉】をビデオに収めたいものだ。