カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

趣味が高じて肩甲間部痛、ジーやん

2009-05-20 19:29:35 | 本日の患者さん
ジーやんの趣味は書道だ。それも生半可じゃない。
昔の人は神聖な仕事を始めるときに斎戒沐浴して身を清めたそうだが、ジーやんが書を始める時は、斎戒沐浴はしないまでもそんな緊張感が伝わってくる。

主婦であるジーやんは基本的な家事を終えると、部屋にこもりっきりになる。溺愛している孫からの電話も受け付けない。
その集中力だけでも、徳さんから見れば書の大家である。

以前、ジーやんの作品を拝見したことがある。
平安時代の和歌や手紙を手本に巻紙の長い奴に写している。
その細かい事、正確な事。延々とした作業である。

作品を完成させたジーやんは、毎回、その後遺症として肩甲間部に痛みを訴えて施療に見える。

何事にもいい加減な徳さん、ただただ恐れ入るばかりである。

連続して同一姿勢の作業をしてはいけませんよ。
夢中になる作業はついつい時間を忘れて長時間になりがちです。キッチンタイマーを用意して1時間おきにでも伸びをして下さい。
何事も60%位の力でやるのが健康の秘訣ですよ。

なんて、口が裂けても言えない。

ジーやんが無事に書を終え、結界を解いて、カイロの施療に見えるまでジッと待つのみ。

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