カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

番外編5

2009-05-24 18:14:00 | 本日の患者さん
患者さんへのカイロ施療が終わって、後に次の患者さんの予約が入っていない時など、患者さんは、一服つけたり、たわいもない世間話をして寛いでいかれることがある。

本日は徳さんが無理やり寛がせちゃった。しかも二人も。(当施療院の暇な証拠でもあるが、、、トホホ、、、)

一人目のえじき。
最近の徳さんのブイカ狂いに同伴させてる、いやいや同伴していただいてるAさん。
幸いな事に大学の語学の先生でスペイン語が専門。
歌詞を渡して全てを訳して貰えば話は早いが、徳さんはそんな事はしない。
この珠玉のブイカを簡単には判りたくない。
徳さんは屈折したファン心理の持ち主なのだ。
スペイン語などチンプンカンプンな徳さんが、ヨロヨロしながらも自力でブイカ歌詞の一節を知ろうとする。
それがブイカへの愛だと信じて疑わない。
稚拙で愚昧な愛の生きる道、、、。

辞書を引いても簡単には判らないというのがラテン語系の言葉の特徴なのだそうだが、徳さん手持ちの辞書に載っていない単語の含まれる歌の題にぶち当たった。
『Jodida pero contennta』
jodidaというのがどうしても調べようが無い。

Aさんにメモを渡して聞いてみた。
さすが語学教授!
辞書に出てないというのはけしからんですね。
jodidaというのはjoderの過去分詞でsexの意味ですよ。とさりげなくおっしゃる。
『私、やられちゃった。でも満足しちゃったのよね』
という意訳を頂いた。

徳さん、一瞬、唖然!

こんなのが歌の題に使われるなんて!
なんておおらかで、土臭くて、過激なんだろう!

ここでも一つ徳さんは学んだ。
本当の過激さとは、足が地に付いていなければならないと。


二人目のえじき。
塞ぎこんだ己の人生を日々呪っているBさん。
ギターが唯一の救いという青年。

呪いの強さだけ、そのギター奏法にこだわりがある。
ギター習い始めの徳さんに教えてくれようとしているのだが、正直言って徳さんには猫に小判。
一を聞いただけなのに、百を展開されても、、、。
九十九まで出来るほどなら役に立つのだが、、、。
今日はギターの神様、paco de liciaとal de meoraという人の奏法を聞かせてもらった。
徳さん、よだれを出して聞き入るばかり。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿