カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

写楽閉じた国の幻

2011-03-06 19:17:23 | 本日のしりきれとんぼ
『写楽閉じた国の幻』 島田荘司 新潮社

なぞの浮世絵師、写楽が何者であったか?を推理している小説だ。
発想がぶっ飛ぶようなものなので、いぶかしげに読み進むうちに段々説得されてしまう。

物事を調べることの困難さを、それが誰も思わなかった着想を裏打ちせんとする時の困難さだと余計に、知らしめてくれる。

徳さん、面白さに一気読みだが、それはそれとして色々と反省をしている。

人のネットワーク。
還暦を過ぎて、なお、これは無いな~。
孤立無援というほど、カッコいいものじゃなく、人と何らかの距離を感じ、それを保とうとする徳さん。
いけませんな。

一心不乱。
還暦を過ぎて、これも無いな~。
それらしき振りはすることがあっても、いつも中途半端。
初心者編で妙に満足してしまう己が悲しい。


最期の感想は、この小説は未完成、という事だ。

いささか無理筋の設定がいくつかあって、それぞれが有機的に関連を持ってくれない。
読者からの不満としては、そんなことが挙げられるが、、、。


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