健康法は簡単なのに限る、あいうべー体操

今は、健康ブームなのだろう。
いや、生きることだけに必死にならなくても済むようになった時点で、人はおのれの健康を考えるようになるので、歴史のある時点からは健康ブームが続いているといってもいい。
ただ、昨今は情報量がやたらと多いので、そんな気がするのだろう。
テレビをつければ料理番組と健康関係の番組のオンパレードだ。
いささかうんざりもし、かなり情けない気持ちになる。

紹介されている健康法の多くは、おいおい、そりゃ健康にいいだろうけど、誰がそんなことを真面目にしかも継続的にやるんだよ！なんて、チャチャを入れたくなる類のものだ。
テレビ局は視聴率さえ稼げればスポンサーに申し訳がつくといった姿勢なのだろう。

さて、『あいうべー体操』
これは本物のようだ。



この、モデルになっている方が考案した。
福岡でみらいクリニックというのを開業されてる。

なぜ、本物と考えるか。

①　普通にしてれば、まずまずのお顔立ちのはずなのに、あえてみずから、崩れた表情を人前にさらしている。

②　だれも儲からない。

③　簡単にだれもが出来る。

④　この体操を思いついたきっかけが、リウマチの患者に口臭だったこと。
リュウマチ治療のマニュアルには口臭のことなど一行もないはずだ。
マニュアルにしがみつく前に己の目で患者さんを観察した結果だ。
「患者の口呼吸と炎症に因果関係があるのではないか」
それが、この体操の始まり。

「あー、いー、うー、べー」と５秒くらいで行い、１日３０セット（約３分間）が目標。だそうだ。

口呼吸の弊害は最近よく言われるようになった。
口は食物に対する免疫機構が発達しているところ。
鼻は外気に対する免疫機構が発達しているところ。

人が本来持っている免疫能力をあるがままに使いましょうという、至極原始的な体操。

こんなのが威力を発揮する。


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