中学でも、高校の日本史の授業でも教わったことのある坂上田村麻呂。
797年、当時の都を平安京に遷した桓武天皇(泣くなうぐいす平安京、と覚えこまされたんだっけ)の命で征夷大将軍として、東北の蝦夷を征服した。
「悪路王」とは、その田村麻呂に抵抗する蝦夷の首領。
きっと、立派な指導者だったはずだが、勝者側で作られる伝説では、悪霊、妖怪の権化として登場する。
著者の関心は、なぜ東北の人々がこれほどまでに田村麻呂を「称え、思慕する」かの疑問の解明だ。
このことに関しては、この本はまだまだそれに成功していない、と徳さんは感じている。
そして、徳さんの関心は、このまつろわぬ民族であった、蝦夷国民の感情である。
その一端が、微かにうかがい知れるのは、第一章で取り上げられている、宮沢賢治の「原体剣舞連」という詩だ。
賢治は確かに『悪路王』に寄り添っている、、、。
原体剣舞連 - 宮澤賢治 (朗読 木村功)
木下牧子作曲「原体剣舞連」
原体剣舞 卯平剣舞
追記 この本は古本で二万弱の値段がついているのに徳さんはびっくり!図書館様々である。
カイロジジイのHPは
http://chirozizii.com/
そして、なんでもブログのランキングというものがあるそうで、以下をクリックするとブログの作者は喜ぶらしい。
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797年、当時の都を平安京に遷した桓武天皇(泣くなうぐいす平安京、と覚えこまされたんだっけ)の命で征夷大将軍として、東北の蝦夷を征服した。
「悪路王」とは、その田村麻呂に抵抗する蝦夷の首領。
きっと、立派な指導者だったはずだが、勝者側で作られる伝説では、悪霊、妖怪の権化として登場する。
著者の関心は、なぜ東北の人々がこれほどまでに田村麻呂を「称え、思慕する」かの疑問の解明だ。
このことに関しては、この本はまだまだそれに成功していない、と徳さんは感じている。
そして、徳さんの関心は、このまつろわぬ民族であった、蝦夷国民の感情である。
その一端が、微かにうかがい知れるのは、第一章で取り上げられている、宮沢賢治の「原体剣舞連」という詩だ。
賢治は確かに『悪路王』に寄り添っている、、、。
原体剣舞連 - 宮澤賢治 (朗読 木村功)
木下牧子作曲「原体剣舞連」
原体剣舞 卯平剣舞
追記 この本は古本で二万弱の値段がついているのに徳さんはびっくり!図書館様々である。
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