なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

「七緒」を頼りに浅草探検。

2005-07-12 | 着物あれこれ

「着物から始まる暮らし」をテーマにしている雑誌「七緒」を愛読しています。京都へ行く日も近いということで、(私にとっては)意を決して、今日は浅草に行ってきました。今日の着物は夏物の単衣につむぎの帯、かんざし挿して、バックの中にはしっかりと「七緒」創刊号です。電車の中では、特集「着物で散歩 浅草」(平野恵理子さんが出ておられます)を熟読。今日の一番の目的は、下駄と草履の鼻緒を挿げ替えてもらうこと。地下鉄の田原町駅で降りて雷門通りからオレンジ通りへと入り、和装小物店が集まるエリアの探検をはじめました。

まず辻屋本店発見です。もう草履と下駄のパラダイス!雑誌によれば「職人さんが鼻緒を挿げてくれる」とあったので聞いてみると、このお店で買ったものじゃないとダメとのこと。う~ん残念!なつの早とちり。草履のお値段も銀座のデパートなどに較べると驚くほど安かったので、一足買おうかと思ったものの、なつが持つ紙袋の中には「鼻緒の挿げ替え」を待つ愛用の下駄が3足…。またの機会もあるさ~と自分を納得させながらお店を後にしました。つぎは、ゑりの高砂屋さん。和装小物専門店だけあって、着物用の肌着、下着が山積になっています。足袋も同サイズで4種類の形あり。探していた「麻の足袋」は…サイズ切れ、残念…

今日は厄日かぁ~?と思いながら、永澤屋さんへ。こちらは明治三年創業の足袋と男物和装肌着の専門店。ふつーの古い店舗気をつけていないと絶対見逃します。
                

御主人はとっても人当たりの良い親切な方。
サイズを聞かれ23.5cmというと、23cmと1サイズ下の足袋を出して」「履いてみて下さい」と。

足袋を試着して、店内を歩かせてもらいます。 足がしゃきっと引き締まる感じがします。シワの寄り方や足の具合を相談しながら、23cmの4枚コハゼに決定。
普段履いている足袋よりは、やっぱりいいお値段(約2700円)だけど、これもイベント、イベント!

足袋とお財布を握り締めてショーウインドの前で記念撮影です。 
おはしょりも乱れてるよ~。。