京都に来てから、京都市文化情報システムというサイトをよく見ています。今朝、そのサイトを開いたら、今日の行事は「きゅうり封じ」と…。きゅうり ふうじ~???早速ですが、行ってみる事にしました。京阪電車の三条駅で降りて、市バスの10番に乗ってバスの旅。降りたのは「御室仁和寺」のバス停です。目の前には世界遺産である任和寺ですが、今日の一番の目的は「きゅうり封じ」。五智山蓮華寺さんへ向いました。
山門をくぐると本堂脇に、たくさんのキュウリが…一箱に1本づつ。
ここからの流れをつかむのにちょっと時間がかかりました。まず受付でキュウリ代を払い、番号札を貰って本堂へ、そこでキュウリが御祈祷されるのを待ち、(黄色の法衣を着たご住職が御祈祷中です)札と引き換えにキュウリ頂いて帰ります。
で、そのキュウリはどうするか? 3日間朝晩、身体の痛いところをキュウリでさすって、4日目の朝に人の踏まない土の中に埋めて完了!土に埋められない人は、お寺に持ってきてもいいそう。弘法大師さんの残した秘法ということで、キュウリに願いを封じ込めるから、きゅうり封じ。なるほど~!なつは、昨日、天神さんで買ったキュウリが冷蔵庫に5本あるので辞めましたが、この「きゅうり封じ」は年中行事として定着してるみたいで、遠方からの参拝客らしきグループも多かったです。しばらく居させてもらった本堂は、護摩も焚かれて、密教ワールド。本堂内の調度品や飾り物の配置も珍しくて興味深々でした。家に帰って調べたら、こちらのお寺さんは、真言宗の別格本山でありました。
そして、仁和寺へ。二王門は威風堂々。貫禄があります。京都の大きなお寺は、建築物とか門とかが想像していたより大きいことが多いです。休憩しながら、金堂、御影堂、五重塔、勅使門などメインのところを見て歩いて1時間はうろうろ~。。下が砂利なので、下駄だと、ちと歩きにくし。紅葉の季節にも来てみたいと思いながら、ついでに龍安寺の庭!とバスに乗ったら、間違って妙心寺に来てしまいました。しかたなくお寺内の道を散歩。後姿で記念撮影なぞ。背中に疲れが滲んでいるかも…。