菜の花日記

小さい喜びがあれば幸せ

母の思い出

2014年07月29日 | 日記
今日は母の祥月命日です。2年前の7月29日も暑い日でした。

母の荷物は大方片づけが済んでいます。

それでもハンカチの引き出しから名前の書かれたガーゼであるとか、

晩酌に使っていた小ぶりのグラスとかポツリ、ポツリと出てきます。

施設では名前の記入は必示でした。

母は見えるところに書くと嫌がりました。

私は無視をして「洗濯の係の人が困るから」と言って大き目に書きました。

今になって考えると「あの時はああすれば」とか「淋しかっただろうな~」とか

思い返してしまうのです。

今日は思い切り母娘の絆をひも解いて、話しかけてみようと思います。

母の好きだった(焼きそば、マグロのぶつ切り、あんころ餅、ぬか漬け)あぁお酒もでした。

こんな気持ちが湧いてくるのは、私も歳を重ねたからでしょう。

箸は干支(午年)のついたもの、箸置きは私が陶芸の習い初めに焼いたもの。