菜の花日記

小さい喜びがあれば幸せ

映画「小さいおうち」を鑑賞

2014年03月13日 | 日記
前から観たいと思っていた映画です。

小さいおうちは直木賞受賞小説「中島京子著」の映画化です。

監督・・・山田洋次

  キャスト

      平井時子・・・松たか子

      布宮タキ・・・倍賞千恵子(晩年期)
              黒木 華 (青年期)

      板倉正治・・・吉岡秀隆

東京の外れに、三角屋根の小さくてモダンな屋敷を構える平井家の

お手伝いさんとして働いた、タキの自叙伝を大学ノートに秘めたのでした。

タキは時子と板倉の少しキケンな恋の行方を憂い、時子が板倉に宛てた

一通の手紙を隠し持っていたのです。

タキが亡くなって遺品整理の時に未開封の手紙が出てきたのです。

タキが生涯の秘密として持ち続けた手紙でした。

その一通の手紙が板倉に手渡されていたらどんな展開になっていたのか・・・

晩年、倍賞千恵子が「長生きしすぎた」と号泣するシーンは素晴らしい演技で

まとめられていて、ジーンと来るものがありました。

映画を観終わって考えました。誰にも秘密事はあるでしょう。

私は、誰にも語らず、記す事もなく墓場に持っていくでしょう。そんな気がします。

息子たちは母親をよく見ているでしょうから、知らないのは私だけかもしれません。

これからの人生を、どう生きていくのかが・・・今の課題です。
コメント (4)
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