人間も老朽化しますが、ひとまず置いておきましょう。
千葉県北西部中心に震度5強の地震がありました。
大きいとは言えない地震でした。
さまざまな影響が出ました。
一時停止した交通機関からエレベーターまで、一旦停まると点検なくしては再始動ができないのですね。
なにも壊れていなくとも大きな影響があることがわかります。
もっと強い地震が発生すれば、死傷者はあまりでない程度でも首都機能が停止してしまうことが考えられます。
電力網が耐えられるでしょうか。
タワーマンションの高層階の住民はどうなるのでしょうか。エレベーターは水はガスはどうでしょう。
「会社にいくことができるか」という心配のレベルではないでしょう。
そして、「老朽化」問題ですね。
生命維持に欠かせない水(水道)が老朽化しています。
日本全国、一斉に高度成長した時代から50年。
水道管の寿命を越えています。
実は原発と同じ状況です。
何とかやり繰りして、寿命を延ばしたいわけですが、交換しかないです。
人口減少が進んでいるのに今まで通りの水道管網を維持しなくてはならないとしたら水道料金の高騰は避けられません。
またぞろ、民営化という話もありますが課題が多すぎます。
いのちにかかわる水道は、お金を払わなくてもすぐには停まりません。
電気やガスとは違うのですね。
何事にも寿命はあります。
でも、50年以上前では物事に寿命があってもたいした問題にはならなかったのです。
現在のように社会インフラが拡充してきて大問題になってしまいました。
建物も木材からコンクリートや鉄になってしまうと、文字通りスフラップ&ビルドは、大変な廃棄物が出てしまいます。
はじめの頃は無神経に島や山に捨てていましたが、その場当たり行動が土砂災害や公害を生み出しています。
スフラップ&ビルドは限界です。
作ったら長く使う。
修理して使う。
コンクリートも百年使う。
工夫して使う。
徹底して省エネすることですね。
お読みいただきありがとうございました。