岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

水害に襲われている岡山県倉敷市真備町について

2018-07-07 21:14:44 | 2018年7月西日本豪雨災害

広大な地域が水没した真備町です。

WIKIをお読みください。

真備町がこのような規模の災害に見舞われたことは記憶にありません。

テレビの映像に出てくる高架線路は、井原鉄道井原線です。

国鉄が建設を進めていたのですが中断したため、第3セクターとして建設しました。

総社駅〜神辺駅(広島県)間を、今回決壊した小田川沿いに走っています。

高架のため大きな被害を受けなくて済みそうです。

真備町の町名の由来は、遣唐使の吉備真備です。

小説家の横溝正史も滞在していました。

岡山県の三大河川は、東から吉井川、旭川、高梁川です。

北の中国山地に源流がある三川です。

ただ、小田川は西から東に流れ高梁川に合流する県下では珍しい流れを持つ川です。

その合流地点が今回の水没地域となります。

小田川は天井川に近かったのだと思います。

そのため水が掃けにくい土地ですが、近年開発が進んで、ロードサイドショップも増えました。

それが被害を大きくしてしまったと思います。

隣接する総社市の経済圏です。

なぜ倉敷市と合併したのか理解できないところがあります。

簡単に紹介させていただいた真備町、

住民の皆様の無事をお祈りいたします。

 


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