岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「沢知恵・岡山フィルハーモニック管弦楽団tenjin9コンサート」を聴きました。

2020-11-01 11:42:43 | 沢知恵さん

前の記事で紹介した「RSKイノベイティブ・メディアセンター」の能楽堂ホールでのコンサートです。

※この演奏は、11月8日(日)午後4時~5時 RSKラジオで放送されます。

もちろんラジコで世界中から聴くことができます。ダイジェスト版になります。

まず、岡山フィルハーモニック管弦楽団の弦楽四重奏の演奏からです。

第1ヴァイオリン 入江洋文さん(コンサートマスター)

第2ヴァイオリン 浜田南さん

ヴィオラ     佐分利祐子さん

チェロ      森谷栄子さん

※司会の方から紹介でしたので聞き間違いしている可能性があります)

曲名

~モーツアルト作曲 歌劇「フィガロの結婚」から序曲~

~モーツアルト作曲「キラキラ星変奏曲」~

~マスネ作曲「タイスの瞑想曲」~

~秋のメドレー~

~You Raise Me Up~

~カルロス・ガルデル作曲「Por una cabaza」~

~成田為三作曲「浜辺の歌」~

~ジョンデンバー作曲「Country Roads」~

本当に素晴らしかったです。

 

休憩を挟んで、

沢知恵さんのコンサートです。(プログラムには演奏内容は当日のお楽しみとありました)

書き留めてみました。

~こころ~ キム・ドンミョン 詩  キム・ソウン 訳  沢知恵 曲 

  ※知恵さんはこの曲を演奏するためにコンサートを行っているとまで話されます。もちろんラジオでもイントロはこの曲です。

   この歌詞が素晴らしいです。

   ♪わたしのこころは湖水です 

    どうぞ 漕いでお出でなさい

    あなたの白い影を抱き

    玉と砕けて 船べりへ散りましょう

 

~胸の泉に~ 塔和子さんの詩に知恵さんが曲を書きました。

 塔和子さんは13歳から83歳で亡くなるまで大島青松園のハンセン病隔離施設で過ごしました。

 塔さんの故郷は愛媛県西予市です。ぜひ墓参に行きたいと思っています。再び日が長くなる頃を予定しています。

~ふるさと~  高野辰之 作詞 岡野貞一 作曲 このお二人についてはこちらをどうぞ

       ※生涯の間、隔離された人々の気持ちを思いこの演奏を聴きました。

~死んだ男の残したもの~  谷川俊太郎 詩 武満徹 曲

       ※今年は武満徹生誕90周年です。知恵さんのピアノが打楽器のように響きます。ドラマチックな演奏です。

~美しい国~ 永瀬清子 詩 沢知恵 曲

        岡山県が生んだ大きな星のような詩人です。

        県外にあまり知られていないこの詩人の詩を全国に広めているのは知恵さんです。

        赤磐市にある永瀬清子の生家とは知恵さんのお家から1本の道でつながっています。赤い糸のように。

~雨にも負けず~ 宮沢賢治 詩 沢知恵 曲

        2年余り前に、被災地の真備町へボランティアに通う車の中で知恵さんが口ずさんでいた詩だそうです。

        この曲を演奏会で聴くと賢治さんのこころが知恵さんを通じて強く響きます。

 

そして最後の曲ですが、ここでサプライズがあります。

これは11月8日の放送でお聴きください。ネタバレはしません(笑)

 

ここで、沢知恵・岡山フィルハーモニック管弦楽団のジョイントコンサートです。

~あなたがいて わたしがいる~ 沢知恵 詞/曲  

※素晴らしい歌です。沢知恵アルバム「ソングライター」で聴くことができます。

なんとRSK50周年記念ソングです。聞き覚えがあるはずです。

 

私は心の中で叫んでしました。

「知恵さん天才!」

 

お読みいただきありがとうございました。

※見出し画像は旭川です。知恵さんの散歩コースかもしれません。



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