2月4日から急展開です。
3700名に及ぶ乗員、乗務員が約2週間の隔離となってしまいました。
昨日までの非感染者と思われる大多数の人は帰宅する予定でしたが、
検査の過程で、感染者、発病者が続出してしまいました。
これはすでにテレビのコメンテーター(モーニングショーの玉川氏)や専門家が指摘していたことです。
あまりの人数の多さにちゅうちょしてしまった厚労省ということですね。
決断できないことが後手後手に回っています。
歴史を振り返れば船の中での感染の多さは飛行機の比ではありません。
疫病は船を介して世界に伝染していったのですね。
日本で言えば、明治期のコレラ病やペスト病など数十万人の死者を出しています。
国内にはいない病原菌でした。
狭い船内での生活が長時間に及びます。
昔は衛生状態がよくなかったこともあります。
「ダイヤモンド・プリンセス」のホームページです
寄港地を見ると、全世界です。
とても人気のあるクルーズですね。
月に3回は航海に出ているペースですから、5万人以上は利用しているのでしょう。
すごいことです。
しかしすでに直近のクルーズスケジュールは中止されています。
被害は甚大ですね。
船内発表が遅れた理由には、このような経済的な理由もあるのですね。
流行のピークをいつ迎えることになるのか、
予想もつかないですね。
専門家は一気にピークがくると医療現場が対応できなくなると言います。
先へ先へとピークを延ばせば対処療法も見つかっていくでしょうし
マンパワーも期待できます。
常に最悪に備えること。
これこそ危機管理ですね。
お読みいただきありがとうございます。
写真は昨年3月の高知桂浜です。
高知にもクルーズ客船が行っています。
びっくりでした。