岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

遠ざかる東アジアの軍事的な緊張。

2018-06-14 09:31:55 | 世界のなかま

朝鮮戦争の終結が現実のものとなってきた。

現在は国連軍が在韓している。

戦争終結となれば国連軍は撤退する。

では米軍はどうか。

韓国との個別交渉となる。

大統領府は対米自立だ。

韓国世論はどのように考えるか。自国の軍隊だけでよいと考えるか。

そして、私たちの問題。

在日米軍の存在理由は、まず対北朝鮮、そして中国とロシア。

忘れてはならないのは、対日本。

しかし、現在の時点で駐留しなければ守れないという軍事的な理由はない。

航空母艦が世界の海に浮かんでいる時代なのだ。

しかし、軍事費を日本や韓国が今以上支払うのであれば、米国の負担にならない。

日韓で6万人の軍人、そしてその数倍~数十倍の軍属、軍事産業従業員が他国の金で生活できる。

雇用対策として有用だ。とても。

やがてトランプ大統領がそのことに気が付くかもしれない。

特に、軍事施設、軍事備品(航空機からオスプレイなど)は産業として米国を支えている。

これらは消費して生産するサイクルを途絶えさせることができない。

いわゆる死の商人であり続けなければならない。

縮小の話は、このことを抜きには考えられない。

日本の軍事費も同様。これからも軍事的な危険性を政権は言い続けるだろう。

しかし、ジレンマがある。

時代は変わっていくにもかかわらず、現状認識を変えられない政権となってしまうからだ。

まずは辺野古の存在意義が疑われる。

今の政権は、とても路線変更はできないだろう。

支離滅裂になりかねない。

 

 


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