岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

北海道の魅力

2008-03-20 09:01:31 | 北海道とアイヌ
北海道は世界中の人々を魅了する地域だ。
旅の先々で外国に人と出会う。
アジアの人々にとっては特別な地域だと思う。
アスピリンスノーの中、子どものようにはしゃぐ彼らを
よく見かける。
私たち、「内地」の人間も同じようなものだ。
北海道のスキーの楽しさは、格別なもので、
よく楽しんだ。
ちょっと贅沢に思えるかもしれないが、年に一度くらいの
スキー旅行なら、雪質や込み具合を考慮すれば、遥か遠い北海道も
関西人の選択肢に十分入る。
しかし、スキー旅行ではゲレンデしか知らないことになる。
そこで、ゲレンデから飛び出してみようとなった。

バス旅行では、特に北海道の旅行では、移動時間は海外旅行にも
負けないほどだ。
朝、7時台に出て終日走って夜7時に着くということも珍しくない。
それも、8割はバスに乗っているというのだから、大旅行といっていい。
今回は、新千歳→定山渓温泉(泊)→旭川→ZOO→大雪山国立公園→
十勝平野→阿寒湖→川湯温泉(泊)→網走→北見→石北峠→富良野(泊)
→三笠→新千歳 というコースだった。
定山渓、富良野以外は初めての訪問だ。

北海道の自然と人々の歴史は、日本の中でも特別だ。
米国や豪州の開拓時代と似ている部分が多い。
先住民との関係、囚われた人々が道路や鉄道つくりの力となり、
本土各地から移民団が原野を開拓し街をつくった。
さまざまな意味で、過酷な人生を歩むことになった人々が北海道史に
名を刻む。知っておかなければならないことも多い。

また北海道の自然と文化についても、少しブログにまとめておくことが
できればと思います。

写真は、水中から地上にいるペンギンを見たところ。旭山動物園にて。
もちろん、水中のチューブの中からです。

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2 コメント

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北海道バスで往復とは (bonn1979)
2008-03-21 22:30:13
たしかに
北海道は日本の内地とは違いますね。

旭川、十勝なつかしいなぁ。

5年間、札幌の北1時間、当別という町に単身赴任しました。当時、学生とともに何回か行きました。

北海道は
まず気候、アイヌ、日本の各地からきた人たち
・・日本を相対化する素材が多いですね。

奈良の十津川→新十津川(当別から北へ)
広島→北広島?(千歳の近く)
池田町←富山県からの入植
などなど。

今回の旅日記を楽しみにしています。
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当別町 (岩清水)
2008-03-23 19:09:35
5年間も住んでおられたのですか。
うらやましいです。
確かに当別町には大学名が付いた駅がありますね。
この街は伊達藩の士族が開拓に入ったのですね。
バスガイドさんは伊達市出身でした。
聡明な人で、世が世なら姫様かも、と話して
おられましたが私は冗談とは思えませんでした。
また、当別町の思い出をブログで書いてください。
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