岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

堤の上に町をつくる。

2009-03-02 21:29:17 | 岡山
昨年、玉島の町を見に行きました。 良寛さんが若き日に修業をした円通寺がある町です。 玉島という町は江戸時代に港町として繁栄しましたが、元はと言えば沼地です。 岡山県の沿岸部はたいてい干拓地です。 その干拓方法は、海の中に堤を伸ばしていき、沼地を囲んでしまい、 水門から潮水を干潮時に出してしまった後、閉門して潮水が逆流しないように していたようです。   このため、堤は非常に重要で、よもや崩れるよ . . . 本文を読む