ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

キモいオヤジ

2019-03-22 | 独居中高年
今日は4連勤の4日目です。


ようやく辿り着いた…という気持ちがありますが、今日は入居事前面談という大役がありますので、気合いを入れなければなりません。


昨夜は、仕事から帰って来てベッドでテレビを観るなどしている間に、いつの間にか眠ってしまいました。

夜中に起きてシャワーを浴び、寝間着に着替えて横になりましたが、なかなか寝つけませんでした。


NHKのニュースで、しばしば苦労している庶民を取り上げますが、ほとんどが女性か若者・子供、老人で、中高年の男性が取り上げられることはほぼありません。

中高年男性の生活苦は自己責任…と断じる価値観が世間にあるのでしょう。

今朝は珍しく53歳の男性が取り上げられました。

若年性認知症で休職している中学校の先生でした。

アパートで独り暮らしをしているらしく、取材の人がドアを開けると、万年床と雑然とした家財が見えました。

その光景だけで共感が高まり、涙ぐみそうになりました。


若年性認知症でなくとも、独居中高年男性は、社会からの疎外感を強く感じています。

ただ、それを口にすると、世間からは「負け組のキモいオヤジの愚痴」と言われますので、グッと堪えています。

そして、ときどき涙ぐみます。


あと一日。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。