ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

8年前、7年前

2019-03-11 | ほとほと日記
今日から3日間仕事です。


東京はとても強い雨が降っています。

今日は新しい入居者が病院を退院されていらっしゃいます。

あまり状態の良くない方なので不安です。


東日本大震災から今日で8年。

朝から震災関連のニュースがあり、何度か津波の映像が流れました。

私は怖くなってチャンネルを変えてしまいました。


東日本大震災の頃、私は前年末にあった仕事上のミスを引きずり、精神的に絶不調の最中でした。

その後何とか凌いでいましたが、度重なる上司のパワハラに耐えかねて、7年前の3月に大量服薬をして救急搬送をされました。

今朝、その頃の手帳を見ると、「会社はお金が全て」「人を助ける仕事、優しく出来る仕事がしたいです」などと乱れた文字で走り書きしています。

そして、手帳のメモが何枚か破られていました。

そこに家族への伝言を書いて枕元に置いた記憶があります。


昨日、父の一周忌で、父がいかに「他人を可哀想がる」性格だったかを改めて話し合いました。

私は父のその気質だけを継いで、裏にある強さは継ぎませんでした。

私が今まで生き馬の目を抜く社会を生きてこられたのは、両親や兄弟の護りがあったからだと、昨日改めて痛感しました。


近ごろ、仕事の苦しさや体調不安から7、8年前のことがフラッシュバックすることがあります。

でも決定的に違うのは、今はパワハラを受けていないこと、もし当時のような理不尽な扱いをされたら訴えられる時代になったことです。

そして、家族や仲間に危機を事前に知らせるようにしていることも。


とにかく、今日一日。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。