ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

受診デイ

2017-11-20 | ほとほと日記
今日も仕事はお休みでした。


今日は、午前、午後と三カ所に受診した「受診デイ」でした。


まず午前中は、新宿の痛風センターに定期受診をしました。

ここは新宿にある私立大学総合病院の併設施設ですが、いつもとても混んでいます。

正式には膠原病リウマチ痛風センターと言うのですが、病名から想像出来るように、患者は中高年ばかりです。

私のすぐ前に診察券を出した女性は、歩行がやや困難な上に難聴気味で、一人で受診するのは大変だなあ…と思いました。

平日午前中の大きな病院の待合室にいると、いかに日本が高齢化しているかを実感します。


午後に行った眼科もなかなかでした。

ここは最寄り駅近くの雑居ビルにあるクリニックですが、やはりいつも混んでいます。

今日は、歩行を始め診察券や保険証を取り出すのもおぼつかない、80歳過ぎと思われるお年寄りが次々と受診に訪れました。

ヘルパー同行の、90歳をいくつも越えてると思われる方もいました。

ここの患者さんは優しい人が多く、お年寄りが来るとスッと席を空けます。

看護師さんなどのスタッフも明るく優しい印象の方が多いので、その影響もあるのかも知れません。

主治医の先生はいつも励ましてくれて、今日は目薬の本数をおまけ(?)してくれました。

古くから住宅地にあるクリニックにはたまにそういうことがあります。

厳密に言えばよろしくないのかも知れませんが、なんとなく嬉しいものです。

今日は私が生きて行くためのメンテナンス日でしたが、職場とはまた違う形で高齢者と一日中接し、感慨深いものがありました。